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コロナ禍ではお世話になったマスク、しかし「マスク」の語源は「幽霊」?

マスクには、本当にお世話になりましたよね。すっかり日常品になったマスク、どこかミステリアスにみえる?

ずっとマスクをつけていなければならなかったころ、ちょっとしたお茶会で久しぶりにマスクをとることになって、やっぱりほんの半年のことでもわかる・・・年行った・・・と思ったことがありました。お互い口には出さなくても同じことを思ったかな、と想像していました。

マスク外さない方がいいよ・・・と内心言いたい人もいました。マスクをかけていた方が品があって美人、と思ってしまったのです。

英語のマスクには「仮面、覆面」の他に「ごまかし、見せかけ、覆う、隠す」などの意味があるのです。

マスクをつけることをput on a maskと言います。

1530年代に遡る「マスク」と言う言葉は顔を覆うもの(耳と口のために開口部がある)、「偽りの顔」を意味し、この言葉はフランス語のmasque「顔を隠すか守るための覆い」と言う言葉からから来ています。このフランス語はイタリア語の maschera、さらには中世ラテン語の masca「マスク、幽霊、悪夢」と言う単語から派生しているのです。

アラビア語のmaskharah「道化師、あざけり」から来ているとも考えられています。これは msakhira「あざけられる、笑いものにされる」を意味しています。または、プロヴァンス語の mascarar、カタルーニャ語の mascarar、古フランス語の mascurer「(顔を)黒くする」から来ている可能性もあるということです。

しかし、オクシタン語のmascara「黒くする、暗くする」から来ているとも言われ、 mask- masco は「黒い」と言う前インド・ヨーロッパ語族の単語から来たとされます。そしてこの言葉は古いオクシタン語の「魔女」を意味するそうです。

隠すためや偽装するために使われる物、またはそのための習慣を意味する比喩的な意味は1570年代には使われ始めました。

1560年代に「仮面舞踏会に参加する」と言う意味で使われ始めましたが(今では使われなくなっている)、1580年代には「仮面をつける」と言う意味や(感情などを)見せないように見せかける」と言う意味で使用されました。

英語のmask(名詞)とフランス語の masquer、敵から見えないようにする軍事用語としての「隠す」と言う意味は1706年から使われ始めました。関連する語には masked(仮面をつけた)、 masking (隠している)があります。

仮面舞踏会に出かけたことありますか?なんかすごく楽しそうではないですか!?

masking tape(マスキングテープ)は1927年からつかわれてい

イタリアではこんなマスクがたくさん売られています。

るという記録があり、「塗装する前に特定の表面を塗らないようにするために使用される」と言う意味でこう呼ばれています。

今も、出かける時にはマスクを付けますか?つけていない人の方が多いえでしょうか?アメリカでしたか、付けていたら罰金だという法ができたとか聞きましたが、これって私の勘違いでしょうか?

アメリカとかではコロナ禍においてもマスクは嫌われていたようですね。彼らは口の周りに付けるのを嫌っているのかと思ったりしました。なぜ?

アメリカの強盗とかは口の周りだけを覆っていますものね。そう、覆面強盗です。バットマンとかのヒーローは目の周りにマスクをしているではありませんか!それが理由かと思ったりしました。

この部屋の飾りに私がニューオリンズで買って来たカーニバルのマスク、羽根つきの眼だけを隠すようなものがあります。あれなら美しいですものね。

しかし、コロナはまだまだ油断できませんね。近いうちに予防注射を打ってもらいに行きます。12月に海外に出かけるので。インフルエンザの予防注射もです。

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