招き猫っているごろからお店の玄関で陣取るようになったのでしょうか
これって日本独特のものだとずっと思っていたのですが、海外に行ってもお店のは入り口やショーウインドーに飾ってあったりします。
一昔前にはおたふくさんがにこやかに首を振りながら出迎えてくれるフィギャとかもあったのですが、最近は見かけないですね。
今日は招き猫のお話です。海外で目にする招き猫は、たぶん、日本に旅した人たちが気に入って買って帰ったのだとは思います。一番多く見たのはイタリアだったでしょうか。中国とかでも見かけたことがあります。
日本の招き猫とは違って手が肩の上の方で「おいで、おいで」と言っているのではなく、下の方で「いらっしゃい」と言っていました。
そうしないとヨーロッパのジェスチャーとしては、あれはcome, come, welcomeではなく、Go, go, go away!ですものね。
私も恥ずかしながら、このジェスチャーで失敗したことがあります。仕事先のクリスマスパーティで夫や他の人たちと話していた時、こちらの方に向かってきている夫の友人のフランス人にこのジェスチャーをしてしまったのです。
即、その人はくるっと反対を向いて向こうに行ってしまいました。悪いことをしてしまった。
しかし、その人ももう何十年も日本に住んでいた(17歳の時から空手を習にやってきてそれっきり日本に住み着いてしまった人です)それくらい察しがつかなかったのか、とは思いましたが。
ところで、招き猫って右手を上げているかそれとも左手、と言うことで意味の違いがあるようです。
見非手を挙げているのは押す猫、左手を上げているのは雌猫だそうです。そして右手を上げている猫は金運、幸運を招くと言われ、左手を上げている猫は千客万来、縁結びに効果があるとか。
両手を上げている猫もいるようです。このフィギャアは欲張り、とかお手上げ、とかに解釈されあまり人気がないようです。
さて、我が家にも招き猫がいます。
ただし、本物の猫。
あれで我が家に福をもたらしてくれているのかなあ。
我が家の猫は割と玄関に陣取って昼寝をしています。
特に夏の間は。玄関てかなり厚くなると思うのですが。
お昼寝ばかりの猫です。
目が覚めると「おなかが減った、食べたい、食べたい」ばかりの猫です。
今年もかなり前から玄関でお昼寝をするようになりました。
今年はもっと暑くなるのでしょうか。
それとも誰かが帰った時のお出迎えのためにずっとスタンバイしているのでしょうか。
家から出したことはないのですが、すきあれば「出るぞ!」っていう感じです。
ところでお宅の猫ちゃんは何か芸をしますか?
我が家の猫さんは愛嬌を振りまくのみ!
もう一つ前の猫は「お手」とかしていましたが。他にどんなことを教えるとしてくれるようになるんだろう。
まあ、猫って見ているだけでも様々な所作や表情で私も楽しんでいますが。
自分が一番偉いと思っている我が家の一員です。
愛知県でしたか招き猫ミュージアムがあるそうですね。