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季節外れの丼もの…いえ、この季節こそ丼物を!

私は暑いのが苦手、しかし、冷房が入って部屋ばかりにいるとどうも体調をこわしてしまうようです。体を冷やしてしまうと様々に影響で出てくようで。気を付けましょう。

こんな時こそ、丼物です!

丼という器は便利だと思いませんか?我が家では丼物だけでなく、サラダの入れ物にもします。

ノルウェーでは丼様の器は一度も見たことないような気がします。
で、お土産でもっていったことがあります。

お姉さんのところではごろごろのジャガイモを供するのに使ったりしていました。

丼という語が誕生したのは江戸時代のことのようです・・・江戸末期だそうです。

丼物の歴史は浅いということです。うな重なんて昭和35年に誕生したのだそうですよ。

それまでは、皿が主体だったのだけど、このどんぶりという器のおかげで新しい食べ物がどんどんあふれていったようです。

例えば、掛けそば。

そばをどんぶりに入れ、熱いお湯をかけて食べる。丼のない時代には考えられない食べ物ですよね。

この掛けそばが様々なバリエーションを生んでいきました。

卵とじそば、キツネそば、タヌキそば、てんぷらそば、親子そば、かも南蛮、そしてそばの代わりにご飯を使った丼物、卵どんぶり、親子どんぶり、天丼が登場していきました。

これだけで、もうどれほどのバリエーションがありますか。日本の食文化ってすごいと思いません?

やがて、日本の食べ物を丼物にするだけでは飽き足らず、日本人は西洋から渡来した食べ物まで丼物にしてしまったのです。

西洋どんぶりのトップバッターは牛丼。

牛丼は今もって日本人にとって大人気の食べ物ですよね。

夫と私は台湾だったかなあ、海外に行ってまで吉野家にはいって牛丼を食べました。

次はカツカレー。

今では皿に盛られるのが普通だけど、最初は丼物として発明されたようです。

浅草の「河金」という洋食屋が作ったのが始まりで、「河金丼」と名付けられていたそうです。

三番目には今もポピュラーなカツどん。

これは大衆食堂のあいもかわらぬメニューにあきあきしていた学生がひょんなことから厨房に入り込んで作ったのが始まりだとか。

その後もどんぶりの新作は後を絶たない・・・焼肉どん、カレーどん、・・・と日本人の創作意欲を今も掻き立てていますよね。

皆さんも様々に試していらっしゃるのでは、と思います。

さて、どんぶりという字ですが、これを中国人に見せたらどんな反応をするでしょうか?

この字、外側の井という字は井戸の井。

真ん中の「、」(この字が入力できないのでこの字で代用します)は井戸に石を落としたことを意味していて、その音がどんぶりと聞こえたことから井にそのてんをつけて丼という字にしたそうです。

中国にはない日本で生まれた字なんですね。

他にもいっぱい日本で生まれた「漢字」があるようです。国字と呼ばれます。

何にしても、日本人の「おいしいものを食べたい」という意欲はおいしいものをどんどん作り出し、漢字まで作り出してしまったのだから、中国人には脱帽して欲しいな!

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