恋愛コンプレックスの原因が小学生の自分だった話。
わたしは男性からの愛情を上手に受け取れない。
なんとなく恋人との関わりの中でもやっとしていたことの原因が、小さい時の経験のせいかもしれないと思ったのでnoteに残しておく。
占いに行ったら自分が恋愛しながらもやもやしてたものが出てきた
占いに行った。恋愛の話から、結婚観の話になりキャリアウーマンのような女性がかっこいい。幸せな家庭のイメージもわかっているし、結婚と仕事は両立できるのに、自分は1人で仕事に生きた方がいいと思っていると言われた。
確かにいつかは誰かと結婚したい、誰かのために生きてみたいとは思うが、恋愛下手で甘えられないし可愛げもない。付き合うまではいってもなかなか心が開ききれず、深い関係にはなれないのがコンプレックスだったりする。
なんでそう思うんだろう?そういうことには掘り下げていくと子供の頃に起きたこととか心の傷と繋がってたりするんですよ。と占い師の方が自分のエピソードを教えてくれた。
わたしは自分のことを深く考えるのも好きなのでやってみますといったらさすが蠍座が入ってる!と言われた。(月星座が蠍座らしい)この人おもしろい。
なんとなく思い出した子供の時こと
結果から言うと、わたしの場合は小学校の頃、同級生の男子にされたことが引っかかっていたみたいだった。
わたしは小学校の頃、正義感が強くて男勝りな子どもだった。男子からは団長と呼ばれ(ムキムキキングダムの団長らしい)、男子が女友達をからかってきたら手をキツく掴んだり叩いたりしておー怖ッて言われるような子。そして高学年になって周りが男女を意識し出すと、わたしはスカートを履かなくなり可愛いものを避けていた気がする。
クラスでは誰と誰が付き合っただの、バレンタインのチョコ誰にあげた、誰はモテるだのそんな感じのことが話題に上がるようになっていた。
そんな中クラスで1番モテていた男(こいつもよくからかってくる)がわたしのお道具箱に嘘のラブレターを入れてわたしがどんな反応をするのか試されたことがあった。
私が見つけたことをこっそり他の男子と見て笑われているのが聞こえてわたしはくだらないと思った。
当時の自分は、悲しさや怒りもなく呆れてすぐ手紙を捨てた。傷ついてるとは思ってなかったけど、20年経った今でもこの事はなぜか覚えている。
その後中学から社会人になるまでは女子校に通っていた。からかう人も友達をいじめる人もいないからなのか、男勝りキャラではなくなった。男子がいない生活は誰にも女として評価されないのでのびのび育った。
それが社会に出て、女として評価されるようになり、上っ面だけは物腰が柔らかそうなどちらかと言うと女の子っぽい女になった。
寄ってくる人がいても好みのタイプが女の子っぽいようなことを挙げる人は、上っ面のわたしにしか気づいてないんだと心の中で見下してしまう。
さらにお付き合いをすることになっても
荷物を持ってもらうとびっくりしたり、
女の子扱いされることに居心地の悪さがあった。
そんなわたしを相手は不思議に思うみたいだった。
(わたしも女子校育ちだからなのか、長女だからなのかとか考えていた)
自分がこんなにひねくれたのは、もしかしたら心の中には小学生の時のわたしがいて、自分は男性の恋愛対象になるような女ではなくて、恋愛ごとに舞い上がったら笑われると思ってるのかもしれない。自分が男性に大切にされるイメージがない。うれしいありがとうって可愛く言うことが怖い。
最近も思い当たるエピソードがあった
彼と昔の恋人の話をした時に
元カノは可愛い方ではなくて自分の友達に魚の名前をつけられて馬鹿にされてた。自分は彼女のことを好きだったがそれが辛くて彼女から別れを告げられたらしい。
その話を聞いて涙が出てきた。
元カノに感情移入をして、自分がその立場だったら悲しすぎると思った。(もし彼が友達に対して注意していなかったとしたら残念だなとも思った)
そして「男子のそういうところが嫌い。」と彼に言った。
後から考えたらわたしは元カノに小学生の自分を重ねてたのかもしれない。他にもいろいろ思ったのに男子のそう言うところが嫌い。という言葉が出てきたのにもびっくりした。
自分が男性からの女の子扱い(?)や愛情を上手に受け取れないとはなんとなく思っていたけど、振り返ればこれが自分の言動行動に繋がっていそう。20年も昔のことだし、深く傷ついた出来事ではないはずなのに人間て不思議。
克服していくには
わかったはいいけど、どう克服していけばいいんだろう。
彼がしてくれる女の子扱いにはそれをされる価値があるよね。の気持ちでひねくれず可愛くありがたく受け取る練習をしよう。
あとは可愛くふるまってみる。それを受け入れてもらえたら、そう振る舞ってもいいんだって克服していくのかもしれない。