
花がつなぐ縁
表参道から広尾のオフィスまでは歩くようにしている。
電車だと微妙に遠回りで、タクシーに乗るほどの距離でもない、という理由もさることながら、「歩いている道すがら結構楽しめる」というのが1番大きなモチベーションとなっている。建物や道端の草木がその楽しみの源泉である。
その中でも、最近のお気に入りはgigi fleuristeという南青山の花屋さん。一輪から気軽にお花を買える、素敵なお店。
閉店間際にふらりと訪れて、「香りのよい花」をオススメしてもらう。私はなんとも迷惑な客である。
今日はなかなかしっかり香るものがなく、素敵に咲き誇っていたダリアを一輪買うことにした。
花屋さんと香りの話になる。
私がパリで香りを作っていることを話す。
花屋さん「私パリに好きな花屋があるんです。Odorantesっていうんですけど」
Odorantes…?
実はその花屋は、ちょっとしたきっかけで、ブランドローンチ前に私の香水を紹介させてもらった場所だった。お店を切り盛りしている2人の男性にもçanomaの香りを試してもらった。
その際、なんとその2人が、かつてJean Patouの専属調香師だったJean-Michel Duriezと仕事をしていたことが発覚した。Jean-Michel Duriezは、もちろんçanomaの香水の調香師だ。
この南青山の花屋さんは、Odorantesの2人が日本でセミナー?か何かを開催する際に、ずーっとくっついて回っていたそう。写真も見せていただいた。
それにしても不思議だ。南青山の、たまたま見つけた花屋さんと、パリでの思い出がひょんなことでリンクするのだ。
パリの花屋さんOdorantesで受けた、çanomaの香水に対する評価を今でも思い出す。
「どの4本も素晴らしく、一つ一つにしっかりとしたキャラクターがある。それでいて香りの軽重というグラデーションとともに、一貫した哲学を感じる」
その方は特に1-24 鈴虫をとても気に入ってくれた。
人と人は、思わぬところでつながる。そのつながりを作るのは、時として花であるようだ。
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