UFOキャッチャーはお好き?
これまでこのことについて多くを語ってこなかったし、書き始めた今も、どういった帰結にするか決めかねている。
ただ今日は、どういうわけかこのことについて書きたくなってしまった。筆がこの話をどこへと導くのかは現時点では不明だが、きっと1,500文字ほど進んだ先に、なんらかの結末のようなものが待っていると信じて、私は書き出した。
UFOキャッチャーが好きだ。
ゲームセンターがあるととりあえず入ってUFOキャッチャーをやるようにしている。「吸い込まれている」という方が正確かもしれない。地方に行ってもその癖は発揮され、東京への帰路を大きなぬいぐるみがお供してくれることもしばしば。
場数もあり人よりかは多少は上手いとは思うが、百発百中とは当然いかず、ひとつのぬいぐるみを獲るのにそれなりの金額を費やすこともある。ただ私は、ある程度の節度を持ってUFOキャッチャーと向き合っているため、それなりの金額を投入して獲れなかったらあっさりと諦めてしまうことの方が多い。
UFOキャッチャーが好きであることを告げると、その魅力について尋ねられる。ただ獲ることが魅力もいう人も多いかもしれないが、私に限っては可愛いぬいぐるみでないとどうにもやる気にならない。ゲームセンターに入ったはいいものの、結局食指が動くものが見つからず、一銭もゲームセンターに落とさずにそこを後にすることもしばしばだ。獲るものはほぼぬいぐるみに限られ、フィギュアやお菓子には目もくれない。
そう、私は可愛いものほしさにUFOキャッチャーと向き合っているのだ。
私の「可愛い」の守備範囲は広い一方で、“刺さる”ものは少ない。つまり、ゆるキャラ的なものからキモ可愛いまでいける口ではあるが、その中で獲りたいと思えるものの数は限られるのだ。「ゆるキャラであればいい」という生優しいものではない。私は厳しく「可愛い」をスクリーニングしている。
個人的に一番“刺さった”ぬいぐるみはこちら。
これ、可愛くない…?ゲームセンターにあった期間は短かったが、その間に20個くらい獲った。
ゲームセンターに頻繁に出入りする中で、「可愛い」について私なりに考えるところがある。ぬいぐるみたちの美醜を逐一判断するということは、ある種「可愛い」という一般概念について帰納法的に考察していることに近い。
そもそも2次元のキャラクターを3次元のぬいぐるみにするというのはそれなりの無理が生じる。形状もさることながら、縫い目や材質、あるいはコストなどの制約条件も多々出てくる。
一番ハマってない感が強いのは「ポケモン」だ。どちらかというとツルッとした印象のキャラクター故に、モコモコした材質は向いていないのかもしれないが、私はそれ以上に、あれだけの数のキャラを作っているために、ひとつひとつの完成度がさほど高くないことがぬいぐるみになったときの“コレジャナイ感”につながっているのではないかと思慮する。
「ちいかわ」も人気コンテンツだ。確かに可愛いが何度も見てると飽きがくる。そろそろ消費者もお腹いっぱいになるのではないだろうか。
意外と根強いのが「すみっコぐらし」。なんだかんだでゲームセンターの“すみっこ”に今でもだいたいいる。私もついつい獲りたくなる。きっとあのすみっこには普遍的な可愛さがある。
そんな中、ダントツで可愛いと思うシリーズがある。
ミッフィーとその仲間たちだ。
いつ見ても、どんなぬいぐるみになっても可愛い。シンプルだがその圧倒的なデザイン力にはいつも驚かされる。
どの仲間たちも可愛いのだが、特に好きなのは「ゾウ」だ。「ボリス」や「スナッフィー」のように名前がないのが不思議だが、このぬいぐるみが抜群に可愛い。
以前このゾウのぬいぐるみの獲り方に関して記事を認めた。参考までにぜひ読んでいただきたい。
さて、冒頭から1,500字ほど進んだ。そろそろ結局を出さなければならない。
私の主張は、ふたつ。
UFOキャッチャー、楽しいよ。
ミッフィー、可愛いよ。
以上になります。
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