コーヒーの酸味について思うこと
地元民の「美味しい」に従うことは、旅先で舌鼓を打つ鉄則だろう。福岡に行ったからといって、盲目的に豚骨ラーメンやもつ鍋に飛びつくのではなく、あえて「ひらお」という天ぷら屋に行くと、それはそれは大きな舌鼓となる。
仙台藤崎でのポップアップ2日目、つまり12月3日にオープンした美味しいカフェがある、ということで、行ってきた。
darestore Coffee & Eatery
とても美味しかった。お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか(といっても、結構有名店らしいので、みんな知っているのかもしれないが)。
さて、私のコーヒーにおける好みは、酸味の少ない深煎りだ。一方、そのカフェで注文した「本日のコーヒー」は、比較的しっかりとした酸味が感じられた。
いただいたコーヒーは、甘味、苦味、酸味のバランスが絶妙で、私が苦手意識を抱いているその酸味を丸味を帯びたものへと変えていた。その結果、私は、ある種“理知的”に、そのコーヒーを「とても美味しいコーヒー」と判断するに至った。
コーヒーにおける酸味は味全体に明確なアクセントを与える。苦味と甘味が中心の「コク」の世界に、フレッシュという光明をもたらすのだ。それはコーヒーの味の幅を格段に広げ、その面白さにさらなる奥行きを与えるものであろう。
私の疑問①は、このコーヒーの酸味を、理知的にではなく、単純な好みとして好きになれるのだろうか?ということ。これは多分Yesだと思われる。理解不能だったビールの苦味を気がつけば自発的に欲するようになるように、コーヒーに酸味を求める日が、飲み続けていれば来るはずだ。
疑問②は、仮に酸味が私の「好み」になったとして、その時に私の味覚は大きく変わるのだろうか?そしてそれは嗅覚にも影響を与えるのだろうか?ということ。これは正直よくわからない。どうなのだろう。
ここ最近、元々好きだったコーヒーが、自分で淹れるようになってさらに好きになった。その酸味を受け入れることでさらなるコーヒーの世界に足を踏み入れたいと思いつつ、それが与える私へのインパクトも少なからずありそうな気がして、少々ためらいを感じないわけではない。
とはいえ、ここ最近は酸味に対しての好奇心が日に日に大きくなっている。きっと近い将来、酸味のしっかりと効いたコーヒーを好き好んで飲むようになっているような気がする。
あと5日ほど仙台に滞在するが、件のdarestoreさん、何度か通ってしまいそう。仙台滞在中に、すっかり酸味のあるコーヒーの虜になっていたりして。
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