「お電話ありがとうございます。株式会社〇〇、筒井が承ります。」 「株式会社☓☓の、山田と申します。」 「はい、本日はどのようなご用件でしょうか?」 ちょっと待った!相手の会社名、お名前をきちんと復唱しなさい!……と、 いやいや、ちょっと待った。もっと前だもっと前。 「お電話ありがとうございます」ってなんだ?「お電話」とは「電話」に敬語を作る接頭語の「御」をつけて、「お電話」だろう。でも一旦考えたい。「電話」を敬語にするとどうなるのか?そもそも「電話」とはなんなのか?相手の
最近、生意気にも就活生のESを添削することがある。 そこにはこんな言葉が書いてあることが多い。 「多様性を受け入れ〜」「多様性を認め〜」これらは留学先でのエピソードや、チームで何かを成し遂げたエピソードの先に、締めの言葉としてしばしば登場する。時代はよりグローバルに、よりチームの力を重視するようになっているようだ。 就活をしていれば英語が話せるか聞かれ、リーダーシップについて聞かれ、チームとは何かを聞かれる。 世界に対してオープンでいることも、チームで何かを成し遂げるこ
映画の予告って本編よりも面白くね???そう思ったのは10歳の僕だ。2010年、僕はハリーポッターの最終章をワクワクしながら観に行った。僕らの世代に映画ならではの世界観を長編大作として提供してくれたのは『ハリーポッター』であり、『パイレーツ・オブ・カリビアン』であり、少し古くなるが『スターウォーズ』だと思う。ロード・オブ・ザ・リングを観ている友人は少なかった。 特にハリーポッターは本も流行っていた。分厚い本をみんな図書館で借りていたんだ。小学生の彼らが返却期限までに読了したか
デジタルによって、ユーザーにズレのない快適な、意味あるマーケティングを行う。デジタル体験が有意義であり、無駄のない、スピード感のあるものであることをサポートする。 ユーザー視点であり、高いユーザビリティを発揮することが、取引企業の利益であり、自社の利益となっていく。短期的効果を発揮する広告はデジタル時代の消費を突発的消費と捉えている場合の手法である。(リターゲティング、関連広告、検索連動型広告等)デジタル時代によって、大衆と企業から、個人と企業を繋げ、ユーザーとの直接の関係
広告代理店の売上はほとんどマージン(手数料)で成り立ってきましたが、この考え方からも脱却すべきです。 本質的な価値提供においては、顧客が感じたものがバリューになります。その前提に立つと、成果主義やレベニューシェア(利益分配)の考え方にシフトする必要がある。 グローバルでは、すでに可視化できるところに予算がシフトする流れが起こっていますし、これは広告マーケティング業界に限らず、すべての産業において逃れられない動きになると思っています。
マーケティングをなりわいとする私から言わせてもらえば、今ほど面白い時代はありません。広告予算という、資本がモノを言う時代は終わり、誰でもやり方次第で効果的なマーケティングが行える時代になったのですから。 そしてそれは、本当に良いモノ・サービスが評価され、買われる時代になったとも言えます。 下克上を果たすことができる一方で、半端な品質や広告施策は見破られ、淘汰されていきます。マーケティングに携わる人間にとって、なんとやりがいのある良い時代になったのでしょうか。