焦がす太陽
何故 こんなに心が痛いのでしょう
悩み等ない人に生まれ変わりたい
朝が来る
あんなものを希望と呼んだ輩
なんの皮肉だろう
私は私が陽に晒されるのが
怖くて怖くて仕方がないよ
明日天が堕ちる
それでも良いかな
そう思えてしまう
何も築かない私は
何も気付かない内に
何もかも傷付けて
すべてに嫌気が差して
投げ出して眠るだろう
そして朝は来る
あんなものを希望と…
そうさあれは絶望
追われ追われ
毎日という光に
私は疲れてしまった
もう捕まえてくれて良いよ
終われ終われ
眩い光、眩過ぎる光
見えなければ暗闇と同じ
もう消してくれて良いよ
『朝よ、闇を引き裂いて
そのささくれから生まれし混沌を
望んで纏った者も居る』
『朝よ、全ての希望がさも
陽光に揺蕩う物だと言いたいのか?
淀んだ闇と赤黒い羊水の中で育った我等は
暗がりこそ還るべき場所と心得よ』
ほら見て私を、
闇で輝く影を、
踊る様に蠢き、
泣く様に笑う。
陰を好み産れ、
命を糧に生き、
死ぬ時は独り、
笑を浮べ泣く。
この 心の傷みが来る所は
きっと影と光の摩擦
こうまで相容れないなら
どちらにでも染まろう
ああ、今日も陽に灼かれ
身を焦すのだ
何故 あんなに眩いモノに
手を伸ばしてしまうのだろうか、と。
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チップ…自分の為にお金は使って欲しいし、ライブとか見に来て欲しい。でもいただいた気持ちは何倍にもして返したいと思うよ🥹