長月ユウタ

思った事、エッセイ、詩、活動内容なんか綴ると思うよ。肩の力を抜いて、だらっとみてちょ♪

長月ユウタ

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最近の記事

逃避行

逃避する 夜に闇に紛れ 逃げようと 避けようと 両の腕で 前に塞がる草々を 除けながら むしりながら 追われる身であるから 尚、我武者羅に 或いは恐慌状態に それは必死である そして 息を潜め闇に佇み 過ぎ去る事を祈り 若しくは、 臆病が野性に転じ 研いだ牙を剥き出しに 柔らかな首筋に突き立てる為に そしてそれは残虐では無い 怯えているが故に 防衛本能、生存戦略 生き永らえる為の、 死を追いやる為のカウンター そうでなければ 何が私を守るのか 私は私の劣等を 環境に溶け

    • アンコンディショナル ラブ

      白い木の枠の窓から 見上げる空は 朝の白を当に忘れ 目に眩しい橙を今過ぎた やがて空が夜を呼んで 星が顔を出すだろう その前に私は奏でたい 言いたい事を言えない 伝えたい事を伝えない そんなちっぽけな存在が 風と共に歌を唄い 雲と共に空を彩る 紺碧が世界を包み 私は君を想う 明日の朝もどうか 健やかなる一日を そんな些細な想いを込めて 私は奏でたい あらゆる芸術が誰の為に在るのか 空の映り変わりに想いを寄せた時 それは君の為だと 果たして言えるのかな? 少なくともキレイ

      • チュートリアル

        幻想の中で 白闇の中で あのモヤの中で 誰かが手を振っている 懐かしい様な 不気味な様な ハッキリとした輪郭も 見えないのに 『会いに行かなくちゃ』 そんな気がして 足を進めるけれど 辿り着けない 砂利を踏む 地面の感触はあるのに 景色は変わらず 薄ぼんやりの白 確か誰かが 白は潔白の色だと 言っていたのだけれど それは嘘だ こんなにも視界を遮る白が 存在し得る ただ遠くに見える 私に振っている手の 持ち主に会うために 歩を進めている 暑くもなく 寒くもな

        • シンクロナイズド・ユー

          シンクロして、 心と心 確かな鼓動が 私の心臓を叩いている 手と手を繋いで わたしとあなた 何かひとつでも 共有したいから 思考の檻には 無い物が有る 感覚の中にこそ 真理が在る 分かっている 分かりたくないだけ それを「見栄」という 分からない でも分かろうとする それを「思い遣り」という 数多の感情が 語りかける わたしとは何? あなたとは誰? その境目とは何処? 言語が踏破出来ない 領域が在る 踏み出すのは 好奇心にも似た 情熱? 或いは恋という燃料

          汚い虹

          銀を劣化させて作った錆を 数多の怪物にワクチンとして投与する 道徳でメッキ加工した嘘を 数多の正直者に常識として流布する 何か違いがあるかい? サンタクロースなんていないんだ 足長おじさんなんて嘘だ タイガーマスクは偽善者で ヒーローは揃って高額納税者 正義とは何ぞや? 対する悪とは? そもそもが対立構造で? 上辺の綺麗な部分だけが 世界の全部なワケ? 違くない、ソレ? それ、違くナイ? 嫌いだな、正しさだけを武器にする奴 そんな奴は大抵人格者では無い 聖職者

          教訓-老害の戯言-

          後続に 未来有る 若者達が 控えている 私の人生は クソと揶揄される あの若造共に 手渡さなければならない程 無為なものだったというのか 嗚呼、無念なり 無情なり 無明なり 何故に人は老いる 何故に人は朽ちる 何故に人は死ぬ 私が私を証明する時間が短か過ぎる 溢るる自己顕示欲 それを満たすだけの環境が 欠如して歯痒い 痛々しい 心境を 笑うが良い 御前等に何一つやるものか この血一滴すらも 私だけのもの 後続に控える 若造共 私は立ち塞がろう 結局は自らの推力で

          教訓-老害の戯言-

          水没のシーラカンス

          多分、いくつになっても 私は独りなのだろうな 本当の意味で分かり合える人間など いないのだろうな 水を得た魚 逃げる様に泳ぐ 大海が怖くて 深海へと逃げる 水圧に耐えて その身を変化させる 色は意味を無くし 形状は奇抜に 底に沈む死骸を 独り食むが日課に それは孤独なのか 孤独とは淋しいという感情の事か 例えば孤独な人が群れたらば それは孤独ではなくなるのか ならば人の群れる繁華街 あれは孤独ではないのか 孤独とは心情なのか 或いは状態の事か ごわごわと

          水没のシーラカンス

          役満リーチ

          月天、暗転、まだ醜態 置き土産にしちゃデカ過ぎる 回転、安寧、そら戦隊 願い叶えるにゃ安過ぎる 賽銭投げて ナイショの願望 誰も彼もが輪になって 同んなじ顔で嗤うなら 我が身に宿る憎しみを 鋭利に尖ったナイフとし 皆々纏めて三途へと 送り返して差し上げよう 正義が力を以って 悪を薙ぎ倒す 誰かの善きは 誰かの悪しきで それを大義の圧力で 実力行使で押し潰す 何が正しいか 善悪なぞ無限にあるというのに 対話の余地等問うに無く 争いは、 無くならないのだろうな

          役満リーチ

          リインカネーション オブ ネットワーク

          世界に バラまかれた 悲しみのタネ それが何時 芽を出すのか 気になって 眠れない ああ 起因性のインソムニア 症状はさして 重くはないが 敢えて このままでいよう 私は 賢しく強かだから 知っているのさ かわいそうな子が イニシアチブを握り 世間を席巻する だが世間とは 世界とイコールではない それをわからない奴の 妬みとか 恨みとか それに類する感情を 井戸端やネットで 拡散させるから 世界中にバラまかれた あのタネは それらを吸って 退廃的な進化を遂げ その性質とは 現

          リインカネーション オブ ネットワーク

          あの丘で

          なだらかな丘に 新緑の蒼が眩しい 風が髪を拐い 貴方は飛ばされたシーツの様に くるくると躍る やがて来る夕闇に 気付いて居るのか 貴方は振り返り 悲しげな笑顔を見せた 太陽は南中より傾き そろそろ影を落とすだろう やがて真っ赤に染まる 新緑の蒼達に 貴方は立ち止まった そして凝視している その姿はまるで 革命を信じた とある少女の様に 勇敢で どこか切なさを携えて 何れ空は紺碧に染まるだろう その時の胸中とは それは誰にも分からない事だ たが、 ただひとつ言える事

          始めまして

          にゃっほー♪ユウタだよ。 えっとね、初めて会う人も、俺をなんらかで知ってる人にも、まあ自己紹介代わりにだらだら手記でも書こうかな。 俺はね、生まれた時から割と音楽が好きで、母がB'zとか好きでその影響を受けてロックが好きなんかな?多分。でも、なんかその他の音楽の趣味はあまり合わなくて、初めて買ったCDは椎名林檎さんの『真夜中は純潔』。好きになった理由は…反抗期だったんだよ。個性的なモノに盲信したいお年頃でかなり傾倒したよね。 えーと、んで家庭環境は端的に割と最悪で、母親が弩

          始めまして