不幸自慢

私は 憂いている
『何故自分だけが』の問いには
答えがないって事に

憤っている
全てのネガティヴを 曝け出して
感情のままに 打ちまけたいのに

自分は正しい
貴方は 間違っている
自分は 良くやっている
貴方はどうして 怠けているの?

折れてしまいそうなくらい
チョークで 力強く引いた
アスファルトに 書かれた線が
『アナタ ト ワタシ』を
全く違うモノとして
表現している様に 見えた

あの時 黒板に書かれた『正しい』達が
まるで私を 笑っているかの様に見えた

懐かしい、木漏れ日は
日常に入れば 忘れてしまって
あの暖かさが、何故 自分を救わないのか
未だに理解できない
それが分かる時に、
私は 貴方に優しく 出来るのかな?
貴方も 私に優しく 出来るのかな?

隔てる事は、息を吸う位 簡単に出来るのに
分かち合う事は、
この身を 裂く位に難しいのは 何故なのだろう

きっと ホントウのシアワセは
譲ったり 分け合う事でしか 得られない事に、
何となく 気が付いている癖に

不幸自慢がしたいの?
自分が どれ程の被害者か、証明したいの?
それで誰かを愛せるの?

違うんだ、愛して欲しいんだ
なけなしに、
唯、自分だけをー

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長月ユウタ
チップ…自分の為にお金は使って欲しいし、ライブとか見に来て欲しい。でもいただいた気持ちは何倍にもして返したいと思うよ🥹