緊急事態 選挙モード突入

お世話になっております。
株式会社小彌太の小瀬川です。

小彌太は染め屋として240年前に創業しましたが、現在の売上比率は、選挙部門7割、染め印刷部門3割となっております。
10年前までは半々でしたが、コロナ禍でのイベント縮小などにより、染め物や印刷物は一気に落ち込みました。
まだ回復しきっていないのですが、郷土芸能事業「雷太」をもって、染め屋としての魂を復活させようと目論んでいます。

そしてやっと雷太をお披露目し、商品開発や情報収集に動き出そうとしていたところ…
10/27(日)岩手県の参議院補欠選挙に加えて、衆議院選挙が同日執行となる可能性が出てきました。
岩手・秋田・青森の選挙物品はほとんど提供しているので、ただいま超絶繁忙期となっています。

新規事業を進めるためには、既存事業でしっかり利益を出さなければなりません。
人手不足もあり、10月上旬まで雷太の取り組みを一部中断し、選挙に集中する緊急事態体制としました。
色んな物品がスーパー短納期となっていますが、間に合うようにしっかり対応していきます。

ちなみに表紙の画像は、小彌太で製作した選挙用ポスター掲示板です。
木製の掲示板は全国的に珍しいのですが、北東北3県では8〜9割が小彌太の杉合板を使用しています。
岩手県「県産木材等利用促進条例」などに則り、各森林組合連合会様と協力して木材利用に力を入れています。

紙のボードやアルミボードも白くキレイに見えて良い感じですが、木材は渋くてカッコいい見た目になります(個人的感想)。
郷土芸能物品は「雷太」というブランドで提供予定ですが、小彌太の木材もブランド化できないか模索中です。