大学で「新たな取り組み」を行うということ
大学入試において、初めてとなる「スマホ持ち込み可」の試験。
こういうケースが出てきてしまった以上、「うちの大学も…」も次々に参入していく大学が増えていくのでしょうか。
オリジナルを求め過ぎるあまり、「これってどうなの?」という取り組みを行う大学に対しては、称賛より批判が寄せられることが多い気がします。
確かに、人は「知らないこと」や「初めてのこと」に対する嫌悪感やストレスを異常に感じやすく、
結局のところ「既存の見直し」や「特段の変更なし」といった所で落ち着くことが多い。
ここ最近、私が携わっている業務からも、「大学」というところは、特にそう感じることが多い印象です。
べつに「気を衒っているわけではない」のですが、
新たな取り組みに対しては、異常なまで不安がられます。
あれこれ1から10まで確認に確認に確認を重ねられ、結局何もなし。
または、「そんなこと…ムリムリ」と突っぱねられる。
そういう具合で物事が進んでいく場合があります。
私としては、
「やってみなきゃ分かんなくね?」
というスタンスでいたい。
もちろん、既存の見直しなども必要になります。
しかし、色々とやってみた結果、得られた失敗や経験、手応えを感じることが出来ないままでは、
いつまで経っても変化していかない、
そう思います。
ただ、この入試の取り組みに対して意見を言うとすると、
「PCで調べて、WordやExcelファイルで提出させる」
という方が、今後の為にも良いのではないかなと思いました。
それでは、また。