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継続学習して自己鍛錬するのが苦手なデザイナーが今までどうしてきたか。

こんにちは。デザイナーのゆたです。普段はUIデザイナーとして、アプリやWebのデザインをしています。

継続学習ができない

突然ですが、私は中々継続学習ができません。今私が働いてる会社は3社目ですが、3社のどこを切り取っても、継続した学習をして成長してきたという記憶があまり無いです。

意欲は高い方ではあるので、参考書は沢山購入してきました。noteで模写やリデザインの記事を読んだ勢いで、模写に取り掛かりますが、数日で失速し継続することができず自己嫌悪してしまうというのを繰り返してきました。

参考書に取り掛かる

Twitterで話題になっている書籍や学びたい分野の書籍を買うことは多いです。しかし、最初のモチベーションだけで本を読み始めても、読み切ることはなく本棚行きになります。

上記記事にも書かれていますが、何となく分かってるような状態で辛抱強く読み進めて、内容と内容が全然点で繋がらず、何のために読んでるのかよく分からず、中断してしまいがちです。

私が本を読了できる時は、内容を7割〜8割理解している状態で、1〜2日の短期で読み切るイメージです。知識を0から学ぶというより、仕事を通じて学んだ知識の整理のために読むというイメージです。

稀にいる初学者で参考書を買って、1冊ずつ読み切っては、noteなどブログで要約記事を書いていくような忍耐力がある方は非常に尊敬します。

トレースや分析

模写なども同様です。毎週デザインをトレースして分析し、notionやfigmaでマメにまとめている方がいて、自分も頑張らないと思い、取り掛かりますが数週間で力尽きます。

上記のような記事を読み、モチベーションが上がったまま、今月はこれだけのトレースをする、サイトの分析をする、参考書をこなすといった学習計画を立てるも、計画通りにはうまくいかず破綻してきました。続けられる人が力を付けているのは間違いないです。

とはいえ、自分は泥臭くトレースを継続するといったことが中々できないです。挫折してしまう時は、自分が直近の仕事で必要だからと言った強い目的がないと頭に入らないと言い聞かせています。

仕事で必要になってから勉強する

そんな自分は、「遅延評価勉強法」で勉強してきました。
以下の記事に詳しく書かれていますが、必要になってから、必要な分野だけ学習し、インプットとアウトプットをほぼ同時に行うことだと思っています。同時に行うので、必要性も感じますし知識も定着しやすいです。

振り返ってみると、仕事で必要になってから、必要なことだけを勉強しました。受ける仕事は、自分の能力より背伸びしたものになっているので、大きな負荷が掛かっており、ハードワークをそれなりにしてきました。耐え切って必死に仕事をこなした後は、振り返ってみると大きく成長していました。

マークアップエンジニアになる時の経験

社内で未経験ではありましたが、有難いことにマークアップエンジニアになるチャンスを頂き、ほぼ自力でやってみなさいと言った感じで簡単なマークアップの仕事をする機会を貰えました。

pタグって何ですか。divタグとは何ですか。と言った完全初心者の状態ではあったので、普通はチュートリアル方式のHTML/CSSの入門本などで一通り学び、自主制作の架空サイトなど作って徐々に基礎を学んでから、仕事で実践を積むと言った流れだと思います。

しかし、私は参考書を読んでも内容が完全に頭に入ってきませんでした。そこで、上記のような入門記事を軽く読んだ態で、いきなり実践のお仕事に取り掛かりました。

スケジュール的に余裕のあるお仕事ではありましたが、分からないことだらけで、分からない所は都度調べるを繰り返して、必死に知識をインプットしていきました。

背伸びした仕事をこなしている時は、凄く負荷がかかり本当にできるのかという気持ちでいっぱいですが、大体何とかなってきました。土日も仕事をしながら勉強し、平日も1日勉強と仕事を同時にこなすイメージです。

自分の実力より数段上の仕事を受けてしまうと、流石にハードワークしても、終わる目処が付かず周りに迷惑をかけてしまいますが、背伸びしても、頑張ってこなせるレベルの仕事を選んでアサインしてもらっていました。

Webデザイナーになる時の経験

Webデザインの仕事を初めてした時も同様です。4つの基本原則もよく分かってない状況で、Webデザインの仕事をさせてくださいとお願いして、やらせてもらっていました。

最初はフォントサイズも、h1よりもh3の方を大きくしていたりと、初学者でしが、フォントのジャンプ率など、仕事をこなしながら、類似サイトをトレース、分析し、必死に学びながら、頂いた仕事を形にしていきました。

デザインの仕事を初めてした時は、大分背伸びしてしまっていたので、ハードワークで仕事をこなし、休日も勉強をずっと続けていても全く追い付かない状況で、この時は周りに助けてもらいました。助けもあって何とかこなせていたので、大分恵まれていたなと感じています。

学びたい分野を副業で学ぶ

副業も同様です。本業の仕事で実践する機会が少ない学びたい分野を、副業に取り掛かることで学んでいました。今は、UI設計より前段階のUX設計から実践できる副業をやらせてもらっています。

ペルソナ、ユーザーニーズの定義、ストーリーボード、カスタマージャーニーマップの作成など、中々本業で実践する機会が少ない分野を、学びながら仕事をさせてもらっています。

副業はWantedlyやTwitterなどで探すことが多いです。

仕事をどうやって受けるか。

普段、自分の実力より数段上の仕事や、未経験分野の仕事をする機会は少ないかと思います。会社は学校ではないので、学ばせてもらうスタンスでは仕事をする機会には中々恵まれせん。それでもいくつか過去の経験から考えてみます。

仕事に追われているエース級の先輩と仲良くする

仕事に追われているエース級の先輩は、基本的に多種多様の仕事を多く抱えていることが多いです。そうした先輩と信頼関係を築き、こういう仕事がしたいと伝え続ければ、小さなお手伝いから任せてもらえるチャンスはあります。
勿論、普段から目の前の仕事は手を抜かずいい仕事をし続ける必要はあります。

副業を受ける

自分の社内で、できない仕事内容を副業で、丸っと任せてもらえるスタートアップなどでお手伝いすることで機会を得られます。
副業だと未経験の分野は任せてもらえない可能性もあるかもしれませんが、経験のある分野で貢献しつつ、無償で学びたい分野もやらせてもらえるよう交渉する機会はありました。

誰かに宣言して、個人プロジェクト化する

メンターになってくれる方にフィードバックをお願いし、学びたい分野を個人プロジェクト化します。プロジェクトは、学びたい分野を強制的に学べるようなアウトプットを考え、期日までに見せるということを繰り返します。誰かに見てもらうようにして逃げられないようにすることが重要です。

仕事を通じてインプットする上で決めていること

「遅延評価勉強法」で学んでいく上で大事にしている考えがあります。

基本的に仕事から学ぶことにする

参考書は最初から全て読みたくなる気持ちもありますが、内容が7割〜8割以上分かるものではない限り、仕事で必要なパートだけ読むようにしています。

模写やUI分析も、例えば仕事で料理系の案件が来てから、クラシルやcookpadなど類似アプリをいくつか、模写や分析をする。検索結果の絞り込みで悩んだら、有名アプリの絞り込み部分を集中して分析する。と言った形で必要になった部分だけを学んでいます。

noteを書く、Twitterを更新するなども、仕事として行っていました。私はやりたいことは大体やれる可能性のある職場にいるので、これは仕事になるのかなということでも、割と仕事に組み込むことができました。書籍を要約してnoteに書く、Twitterを更新するなどです。

周りに迷惑かけない範囲の背伸びした仕事に取り組む

少し背伸びした仕事をこなすのは重要です。書籍ではなく仕事をしながら学んでいるので、自分のできる範囲の仕事だけをこなしていたら、新しい知識を学ぶ機会がなく成長が止まってしまいます。

背伸びするとハードワークになりますし、分からない分野をできるかどうかも分からず取り組むので、負荷はかかりますがやりきった時は確実に成長しています。

仕事以外で学ぶ時もできるだけ、他人との約束を行う

独学で続かない理由や、中途半端になってしまう理由は、他人との約束をしていないからだと思っています。仕事の案件に直接関係ないことでも、同僚にいつまでに、具体的に何をすると言った約束をします。

私が今まで働いた会社では幸運なことに、親身になってくれるメンターとなってくれる人がいたので、他人との約束やしやすい環境でした。

受けたからには、何とかしてやり切る

とりあえず背伸びした仕事を受けてやっぱりできませんでしたを繰り返していたら、仕事は来なくなってきてしまいます。

とにかく、受けたからにはどんなに負荷が掛かっても仕事をやり切るように覚悟して受けましょう。

さいごに

Twitterやnoteでは日々継続している学習熱心な方を見かけます。そういう時、焦って書籍買ってみたり学習計画を作っては何度も失敗したので、上手くいかないんだなと納得できるようになりました。

休めるしっかり時は休みつつ、やるときはハードにもやるといったメリハリある日々を過ごして仕事からインプットとアウトプットを同時にしながら学習しています。自分に合ったやり方で成長できればいいと割り切って、日々どういったことなら、取り組めるか、知識が頭に入ってくるか、振り返りをすることは大事にしています。

ここまでここまで読んで頂きありがとうございます。
Twitterでも日々ツイートをしていますのでよろしくお願いします。


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