if文について vol.15
if文とは前回説明した制御構文中の、分岐である。
前回は、もしこうであれば、○○する。そうでなければ、別のことをするというような説明だったが、今回はJavaで書くとどのようなプログラミングになるのか説明していこう。
1.文の構成
①
if(条件式){
処理内容
}
②
if(条件式){
処理内容
}else{
処理内容
}
③
if(条件式){
処理内容
}else if(条件式){
処理内容
}else{
処理内容
}
大きく分けてこの3パターンに分けられる。
文字の意味を説明していこう。
ifーもし
条件式ー比較演算子(下記を参考に)の条件と一致したら{波カッコ内の処理を実行}
elseーそれ以外の条件
else ifーそうでなくもし、○○だったら
2.条件式の例
ここでは、先ほど説明した(条件式)の中の書き方をいくつか紹介しようと思う。
条件式の書き方はその時その時の状況により変わるので、参考や練習程度で見ていただきたい。
変数はString型のstrとint型のi、boolean型のflgでやっていこうと思う。
例)
(str.equals("hello")) helloと等しいか確認
(!str.equals("")) 空文字とは等しくないか確認
(str == null) null等しいか
(str != null) nullと等しくはないか
(i == 1) 1と等しいか
(i != 1) 1と等しくないか
(i <=9) 9以下か
(i < 9) 9より小さいか
(flg) flgはtrueか
(flg == false) flgはfalseか
これらが基本的な書き方だ。
String型は、null以外では.equalsになるので気をつけてほしい。
boolean型もtureの場合でも==を書いてもよいが、書かなくても大丈夫ということを伝えたい。
falseの場合は、書かなくてはいけない。
3.論理演算子を使用した条件式
先ほどの条件式の例に、&&や||の様にかつ、またはを使用した条件式のことだ。
例)
(str != null && !str.equals) strはnullではないかつ、空文字でもない
(i == 0 || i > 5) iは0または、5以上
このように&&や||を使用する。
4.if文を読んでみよう
String str = null;
str = "good";
str = "";
if(str.equals("good")){
System.out.println("good");
}else if (str.equals("")){
System.out.println("空文字");
}else{
System.out.println("null");
}
この場合コンソールに表示されるものは?
System.out.printlnに直接nullを入れるとエラーになるので今回は文字列のnullにした。
解いてみたい方は考えてみてください。
下記に答えを書く。
コンソールの表示結果
空文字
簡単だったかもしれないが、このような感じで条件式を使っていく。
現在の段階では、分岐の前で変数宣言しているため使う必要があるのか?
と思う方もいると思うが今後、ファイルの読み込みやデータベースの読み込みの際大変活躍するものなので、使いかとを覚えていただきたい。
今回は以上
では、また次回
元体育会系文系エンジニア石黒