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Photo by
chamland
クマさん
今日はとても、とても、暑かった。
5日前、近場の河原でクマが出没した。
警察やテレビ局らしき人達で出没地域はざわついていた。
しかし、そこにはもう出没する事は無かったという。
当時も非常に暑く、クマだって水浴びしたいはず。
クマの気持ちは実際にはわからないが、動物一頭に対しての周りの反応は異常だ。
クマが街に等に出没し、人や農作物に危害を及ぼす確率は4%と言われている。
4%。
例えるならば、人が心配事をして、その心配事の最悪の事態を想定し、本気で対処をした結果、最悪の事態に至る確率。
これも4%。
実際クマに危害を及ぼされた方もいると思うが、危害を及ぼされることは非常に珍しい事だ。
しかし、森の中でクマに遭遇した時に、襲われる確率はおよそ32%。
街で発見されるよりも圧倒的に高い。
つまり、クマは認知しているのではないか?
森は縄張りだからこそ、それを守るために襲う。
街は人間の縄張りだから、ほとんど襲わない。
何て賢い動物なのだろうか。
それだけ賢い動物が、危険を冒してまで人前に出てくるには必ず理由があると思う。
しかも、大分切羽詰まらないとそんな思い切った行動ができるはずもない。
そんなクマの気持ち(勝手な妄想だが)になってみたら、人だかりになるくらいなら俺らの気持ちを分かってくれる人がいたっていいじゃん。集まってただ見てるなんて、人間はなんて無能な生き物なのか…
なんて思っているのかも。
全ての事には必ず理由がある。
その理由を考えることでまた一つ心の豊かさに磨きがかかったような気になった。
明日は何があるのか楽しみ。