【野外活動×チェアリング】大人のお昼の楽しみ方

10月も下旬。
だいぶ涼しくなってきた。
先日新幕を購入したのでそろそろお泊まりキャンプに行きたいところだが、休みと天気が合わなくて決行に踏み切れない。
週末の三連休は仕事になってしまったので平日に休みを前取りした。
特に用事もなく休みを入れてしまい、手持ち無沙汰になってしまったぼくは下見も兼ねて、久しぶりに行きつけの河原に行ってきた。
去年の今頃知った言葉だが、野外にイスを持ち出して好きに時間を過ごすことを「チェアリング」と言うらしい。
というか流行ってもいるらしい。
一週間をほぼ暦どおりに過ごすぼくと、変則的に過ごす奥さまと、休みが一致するのは1日あるかないかだ。
なので、それぞれの休日は各々に過ごし、冬が近づくにつれぼくは、お昼を食べに河原へ行く。
あまり仰々しくせず、かつ特別感を出すとなるとお湯くらいは沸かしたい。
もっと寒ければ焚き火くらいはしてもいい。

で、今回はこのくらい。
サムネ程度の装備で、いつ食べるか悩んでいたペヤングにおにぎりで落ち着いた。
本でも読もうかと持ってきたものの、本を読むのも勿体無いくらい一人きりだった。
コーヒーも淹れようとおもっていたが、行きしなに飲んでいたコーヒーがまだ残っていたのでそれで済ませた。
最近やっと「しなくていい」ができるようになってきた。
せっかく来たのだからあれもこれもやりたがりだったけれど、なにしに来てるかといえばチルアウトしに来ているのだから、デイキャン、というかチェアリング程度の時はこれくらいでいい。
とはいえ今回のチェアリングはペヤングだけではなく、パンケーキも予定に入っていた。
お昼にペヤングを食べて、おやつにパンケーキを食べる。
バニラアイスを添えてメープルシロップをたらたらかける。
濃いめのコーヒーでその甘々なパンケーキを中和しそれを繰り返す。
そこまでが計画だったがやりすぎだった。
パンケーキの生地は家で作ってきた。
せっかく持ってきたのだからとついパンケーキを焼いてしまったのだ。
ペヤングにおにぎり二つも食べたいたのに。
当然おなかいっぱいで食べきれるはずもなく、なんだか残念な気持ちになってしまった。

写真すら残さず。

ゆっくり流れる雲を見上げながら、もう少し物足りないくらいの準備でいいなとおもった。
やりきって、やることがなくなって帰るのではなく、物足りなくてまた来たいから帰るくらいの余韻があった方が大人っぽいなとおもった。

少し寒くなってきた。
いつまでたっても大人にならないなー、とおもいながら苦しいおなかをさすって片付けを始めるのでした。

サムネ
行きつけの河原