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【予約販売】遊山箱でおせちを楽しみませんか?オリジナル遊山箱折敷セットができました
こんにちは。遊山箱文化保存協会です。
私たちは、徳島県に伝わる遊山箱を守り、伝え、つなげるために活動する遊山箱愛好家団体です。遊山箱文化の伝承を目的とし、遊山箱を使ったテーブルコーディネートの提案、交流イベントの開催など、暮らしの中で楽しみながらその魅力を体験する機会を設けております。
この度、遊山箱でおせちを楽しめる提案を遊山箱を作ってくださる、江淵鏡台店さんとコラボを行いました。意見交換を経て、出来上がった遊山箱をご紹介します。
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遊山箱おせちの提案
遊山箱は遊山箱は子ども用の三段重ねのお弁当箱です。
旧暦の4月3日、子どもたちは遊山箱を持って、野山や海へ遊山に出かけるという風習があり、大正時代~戦後にかけて愛用されていました。
徳島で遊山箱が作られるようになったのは江戸時代といわれています。
阿波藩の水軍を支えた船大工たちが技術研鑽のために作り始め、木材加工の高度な技術は今に伝わっています。
昭和50年頃に一度途絶えてしまった遊山の風習ですが、木工組合の呼びかけにより復刻。今では伝統工芸品として徳島県内のおみやげ店や木工所などで販売されています。
その伝統美と実用性を活かし、近年では「おひとりさまおせち」として楽しむスタイルを遊山箱文化保存協会が提案します。
生活様式の多様化で、家族単位だけでなく、一人で新年を迎える方も増えている昨今、自分だけの特別なおせちを遊山箱で楽しむのは贅沢な時間の演出になります。私も遊山箱おせちを取り入れてみましたが、その魅力と利点を感じたのでご紹介します。
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遊山箱おせちの推しポイント
美しさと特別感
遊山箱そのものが工芸品のような美しさを持ち、テーブルに置くだけで特別感を演出します。料理の盛り付けが一層引き立ち、新年を華やかに彩ってくれます。箱を開けた瞬間の喜びは格別です。コンパクトで実用的
一人分の食事にちょうど良いサイズ感で、美しく料理を楽しむことができます。段ごとに料理を詰めることで、品目ごとにメリハリがあり、食事がより楽しいものになります。気軽に楽しめる新年の贅沢
おせちは本来取り分けていただく料理ですが、最近の使い方として、遊山箱を使えば一人でも新年を贅沢に祝うことができます。おせちを少量ずつ購入するのも良いですし、自分で作った料理を詰めるのも楽しいものです。テーブルコーディネートの幅が広がります
遊山箱はデザイン性が高く、テーブルセッティングに手間をかけなくても華やかになります。敷物や箸置きを添えるだけで、一人分でも「特別な空間」が簡単に作れます。
伝統とモダンが融合したこのスタイル、ぜひ一度試してみてください。今年のおせちは、自分自身へのご褒美として贅沢なお正月を楽しんでみてはいかがでしょうか。
遊山箱の詳細仕様について説明します。
遊山箱の仕様概要
外箱のサイズ
幅 (W): 138mm
奥行き (D): 145mm
高さ (H): 170mm
内箱のサイズ
幅 (W): 120mm
奥行き (D): 120mm
高さ (H): 48mm
折敷のサイズ
幅 (W): 300mm
奥行き (D): 300mm
高さ (H): 15mm
この遊山箱は、伝統的な外観と実用性を兼ね備えた設計です。特に、春や秋の行楽シーズンに使用されることが多く、箱を開けるとそれぞれの内箱が引き出され、美しい盛り付けや詰められた内容が楽しめる工夫がされています。
さらに、折敷がセットになっており、テーブルを一層華やかに演出してくれます。
折敷とは:「折敷(おしき)」とは、主に食器を載せるための木製の盆のことです。通常、四角形で縁がついており、檜(ひのき)などの木材で作られます。折敷は、平安時代から庶民の食卓でも使われていた歴史のある道具です。
江淵鏡台店公式サイトへ
一般社団法人遊山箱文化保存協会のサイトへ
販売は江淵鏡台店での取り扱いとなります。
限定各10個の販売です。
【遊山箱文化保存協会監修】おひとりさまおせち遊山箱と折敷のセット:藍
https://ebuchi.base.ec/items/95245817
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【遊山箱文化保存協会監修】おひとりさまおせち遊山箱と折敷のセット:杉
https://ebuchi.base.ec/items/95355523
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