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加齢と体力
40代も後半となると体力の低下は否めないというか、愕然とするほど衰えているのを年々感じている。
30代中盤までは武道の試合に出ていたこともあってそれなりに体力には自身があった。競技選手を引退した理由の一つが体力その他の原因によるパフォーマンスの低下に他ならないから、それから10年以上たてば当然の更に低下することは言うまでもなかった。
久しぶりのウェイトトレーニング
今年の上半期半年間ほど久しぶりにウエイトトレーニングに取り組んだ。
競技選手の頃はやったりやらなかったりだったが、オフシーズンや怪我のリハビリ中などはかなりやり込んでいて常に逆三角形の上半身は維持されていた。
引退してから数年間はやってはいたが、目的が無く記録も徐々に低下を辿り、武道身体操作に取り組み始めてからはほとんどやることはなかった。
裸になるのが恥ずかしい以外は困ることはなかったのだが、あまりにも体がだらしなくなってしまっているのをなんとかしたかったのだ。
重たいバーベルを挙げ、パンプアップを楽しみ、プロテインを飲む。
日々の筋肉痛が心地良かった。
バーベルの重量は増し、筋肉は張りを少しずつ取り戻しつつあった。
ウェイトトレーニングをやめるきっかけ
だが、大きな問題点が発生してしまった。
武道で要求される繊細な身体の使い方が出来なくなってしまったのだ。
競技選手の頃のスピードとパワーに頼ったスポーツ的なパフォーマンスからの変換は難しかったがとても興味深いものだった。
その中で少しずつ出来るようになっていた合気系?の技術がほとんど出来なくなってしまった。
相手に力の出どころを感知させずに崩す技術は全く出来なかった。
個人的な感覚だが、大胸筋と腸腰筋のリラックスが重要な要素だと思うのだが、ベンチプレスやスクワットによって常に張ったような状態になり大胸筋は肋骨に癒着し、腸腰筋は緩まなくなっていたように思う。これが元に戻らない限り技は取り戻せないという感覚があった。
5年以上も取り組んで来たことが数カ月のウエイトトレーニングでできなくなってしまうのはショックだった。
楽しい日々だったがこうしてウエイトトレーニングはあっさりやめてしまった。
新たな取り組み
たが、トレーニングとしては何もやらないのも気が済まないので、なにかやろうと考えていた。
最初はプリズナートレーニングに魅力を感じたが、結局身体は固まってしまうだろうと感じたのであまりやらなかった。
次に考えたのがストリートワークアウトだ。
これも静止系の技は固まってしまいそうなのだが、やってる人の身体能力を考えると取り組む価値はありそうだと考えた。
そして、ウェイトトレーニングのように〇〇回○セットのようなやり方は止めた。
筋肉を追い込んでしまっては結局ウェイトトレーニングと同じことが起こってしまう。
あくまでも技の練習のようにやろうと考えたのだ。
体操選手の練習のようなイメージだ。
技をひたすら練習する。
筋肉に効かないて終わるときもあれば、筋肉が疲労しても終わらない時もある。
筋肉を大きくするために練習するのではなく、技ができるために必要な筋肉が付いているという状態になればいい。
最近の練習
マッスルアップ
鉄棒にぶら下がり懸垂ではなく、腰まで上がる技だ。上級者はほとんど反動を使わないが、まずは反動を十分に使って練習する。1ヶ月ほどでなんとか上がれるようになってきたが、肩を痛めやすく練習は休みがち。ダイエットが優先かも。練習をやっていたら肩(三角筋)がデカくなったとよく言われる。
フロントレバー
鉄棒にぶら下がって身体を地面と水平にする技
練習もしているが、ダイエットの方が技の完成には近道かもしれない。
倒立
逆立ちではなく倒立である。逆立ちは腰を反らして膝下を曲げても良いが、倒立は体操選手がやる技で一直線である。バランスを取るのが非常に難しく練習の成果がなかなか出ないが、数カ月の取り組みでやっと少しずつ止まれるようになってきた。その成果で倒立歩行も少しずつ距離を伸ばせている。
ハンドスプリング
子供の柔道クラブでアップのときに出てくる一番難しい技。なんとか着地しているが、低空飛行なので足を伸ばして着地できるようにしたい。これもダイエットが必要
他にも技はいっぱい有るのだが、少しずつ取り組んでいこうと思っている。こういうトレーニングは歳をとってから成果を出すのは難しい気がして少し焦っているのかもしれない。
ダイエット
上記の技を成功させるためにもダイエットは必要なのだが、歳をとってきて痩せにくくなっていると実感している。何をやってもあまり変わらない感じなのだ。色々模索中なので成果があったら書いてみようと思う。