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私のモットー「長所を最大化し短所を無害化する」

私自身がモットーとしている言葉をご紹介します。

長所を最大化し短所を無害化するとは?

この言葉は前職で知ったものです。
その為、ネットで調べても出てきません。
しかし、この言葉が、自分自身の中で腹落ちし、管理職になってからも、常に意識している言葉になります。

簡単に言うと、
得意なこと、やるべきことに対し積極的に取り組み、苦手なこと、やりたくないことに時間を割かない様にしよう
と解釈しました。

自身がこの考え方を選んだ理由

私は勉強が得意では無かったので、両親から勉強をしなさいと言われ続け、イヤイヤやっていましたが、得るものは少なかったです。
一方、自分が好きな事に対しては、どんどん頭にも入るし、夜遅く、睡眠時間を削ってまで取り組んでいました。
興味がない商材やサービスの仕事へ転職した場合でも、お客様に最適な提案するため良い成果を上げるために必要な知識や技術は独学で学ぶことが出来ました。
なりたい姿をはっきりさせて、実現するために必要な要素を可視化することで意識を変えられることを実感しました。

長所

自分の得意なことや、自ら率先してやりたいことを指します。
最大化すると言うのは、得意なこと・やりたいことに時間を割こう!能力を高めよう!と言うものです。
人は誰でも、好きな事に対しては、物覚えも良くなります。時間が経つのも早いでしょう。

得意、やりたいことを仕事に置き換えると?

  • 自分が好きな企業に営業掛ける

  • 分析が得意なら、色々なデータを分析する

  • 資料作成が得意なら、数多く作成する

  • プレゼンが得意なら多くの場を経験する

  • 自分が必要だと感じたら全力で取り組む

ポジティブなタスクは楽しい!

得意なこと・やりたいことをポジティブなタスクと捉えます。
ポジティブなことには誰でも積極的に行動するはずです。
ポジティブシンキングも大事ですし、お客様の為に良いことをしたい!という想いがあれば、ポジティブに取り組みやすいはずです。

短所

問題は苦手なこと、やりたくないことをどうするか?です。
「無害化する」とは、「やらない」では無く「時間を割かない」というものです。社会人である以上、得手不得手を問わず、やらなければならない業務は存在します。
自動化ツールを入れてカバー出来る場合もありますが、コストのかかるものなので、自身で可能な範囲で考えました。

よくある苦手なこと

  • 提案資料

  • 段取り

  • 細かい作業

  • 具体↔抽象

  • プレゼン

習慣化する

一番効果的な方法は、ルーティーンのフローを組んでひたすら作業をしてみましょう。必要が有ればチェックリストを作って、その通りにやるのも良いです。
2カ月以上やり続けると、慣れてくるので、多少苦でなくなります。
人間は約2カ月続けると習慣形成されると言われているからです。
Phillippa Lally博士らのチームによる研究発表資料

あくまで、「やらない」と言う選択肢は無い訳で、如何に時間を費やさないか?と言う観点なので、アナログではあるが有効な手段です。

人に頼る、頼む

自分が苦手としている事で、他に得意な人が居るなら助けを求めよう。
とは言え、丸投げで頼むほど非常識なことは無いので、自分の考えた内容をレビューしてもらう、資料の流れに違和感がないか、などを見てもらうようなことが望ましい。
日々の社内コミニュケーションが上手であれば、比較的協力してもらいやすくなるでしょう。

苦手なことを払拭する方法

第三者視点で、苦手であることが障害になるレベルのタスクであれば、意識を変えてもらえるような投げかけをすることが有効です。
人に頼ったり、頼んだりすることで、自分の為に相手の工数という負担を強いることで、自分でやるべきと感じてもらえるようなコミュニケーションが出来ると良いです。

やらされ仕事ではなく、やりたい仕事にしていく

何事もやらされているうちは、ネガティブに捉えられるでしょう。
ある程度指示されるタスクなどを把握し、自ら率先して取り組む意識、取り組んだら如何に効率的に処理できるか?をゲーム感覚で考えるというのも手法の一つです。

自分が苦手であることを認識し分析する

なぜ、苦手と感じているのか?を自己分析することは重要です。

例えば
提案書作るのが苦手→デザインセンスが無いからきれいに作れない
ということが原因だとすれば、デザインが良い社内提案書を転用することでカバーできるようになります。その転用技術を高めれば苦手意識も払拭出来るでしょう。

子育てを通した考え方

子供が数学で0点取ったらどうしますか?
自分は褒めます。
後は上がるしかないわけですから。

0点を取る事を怖いと思うかもしれない、批判されるかもしれない、と言う恐怖に向かい合った事を褒めます。
自ら0点である事がよく無いことだと感じ、何か変えないといけない、と自身で考えられる様になって、初めて手を差し伸べれば良いのです。

さもないと、良かれと思って差し伸べた手が、感謝では無く疎まれてしまう事があるのです。
勿論、如何に自然と本人が前向きになれる様にするか?と言う点は親の責務ではあります。
ただし、放置するのではなく、イラストが多用された勉強に関する本や歴史の本などを買ってみるとか、本人が興味を持ちそうな投げかけは必要です。

仕事に置き換える

仮にメンバーや同僚が苦手な事に気がついていない場合も同様で、本人がなんとかしたい、と感じるのを待ちましょう。

下手に指摘したり手を差し伸べてしまうと、ネガティヴに捉えら、お互いに良くない結果になる可能性があるからです。

日々コミュニケーションを取って、1on1などの場も活用しながら、必要性を感じてもらう流れを作ることが出来ればBESTです。

まとめ

長所や短所についての対応は、ある程度の役職や立場の人に影響されます。
そして、心理的な考え方次第で、どの様にも捉えることが可能です。

これは各個人による考えであり、万能な思考というわけではないです。
あくまで、私個人としてのモットーです。

苦手な事を「何とかしなさい!」と言われることで、自ら改善に動ける方もいらっしゃるかもしれません。
対峙するメンバーも十人十色です。
強くリードすることで思考がポジティブに変わる方もいます。

各メンバーの性格に合わせたマネジメントが求められ、子育てに正解がないのと同じく、非常に難しいです。
今以上に経験を積み、ゆくゆく、最適解を見出せるようなりたいです。


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