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営業に才能は不要。必要なのは『忍耐力』『努力』『推進力』

営業と言うと、ハキハキ元気よく、流暢にトークして人を惹きつける様な才能が必要と思われる人もいるかもしれません。
しかし、才能が無くても営業を楽しむことは可能です。
営業を楽しむためにどうするか?という部分をまとめました。

前提

営業職に長く従事していますが、声は大きいですが才能があると感じたことはありません。
それでもしっかりと成果を上げてきました。
社交性も必要に思われそうですが、多少の人見知りでも問題ありません。

営業三種の神器1:忍耐力(最重要)

営業に必要なのは忍耐力

才能は必要無いですが、忍耐力だけは必要になります。
営業は厳しい職業です。
長く続けるとしたら、忍耐力が無ければ続きません。
むしろ、忍耐力さえあれば、何とかなります。
忍耐力、又は聞き流す力は欠かせません。

メンタル強化も欠かせない

別の記事にまとめてますが、メンタルを維持する能力も忍耐の一つです。

根性と忍耐は異なる!

昔と違い根性論は不要になっています。
遅くまで仕事を頑張ることが好まれる方も居ますが、化石理論と言えるでしょう。
静かに(忍び)耐えることが忍耐です。

夜遅くまで仕事するのは忍耐じゃない

会社が夜遅くまで仕事をすることを「是」としている所もあるかもしれませんが、残念ながら時代遅れです。
遅くまで頑張ることは忍耐ではありません。
※会社が求めるので耐えると言う側面では忍耐と言えますが、私の求めている忍耐の解釈と異なります。

営業三種の神器2:努力

努力も残業することではありません。
自ら学び、自己成長する為の行動を努力と定義します。

自らを変える努力

様々な経験をすることで、自分なりのパターンを持っている場合が多いです。言い方によっては癖とも言えます。
しかし、スタートアップ企業・ベンチャー企業事業は変化のスピードが速いです。過去の栄光に固執していると置いていかれます。
自ら変える努力は欠かせません。

病は治るが癖は治らぬ

癖を治すのは容易ではありません。
経験上、癖を変えるのは努力が必要ですし、営業である以上、欠かすことの出来ない要素です。

顧客視点に立つ努力

営業現場では、顧客の解像度を上げることを求められますが、顧客視点に立つことは、非常に難しいです。
商談しても全てを伝えてくれません。社交辞令と言う厄介な概念もあります。
顧客側の痛み(ペイン)やなりたい姿を想像するには、知識を学び、推測する必要があります。
これらの潜在課題を顕在化し解決に導くには努力が必要になるのです。

分析する努力

営業は、様々な数字と向き合います。ある意味数字で語れる能力も必要です。数字化する能力や正しく分析するのも努力が求められます。

営業三種の神器:推進力

営業は失敗の連続です。

チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。

本田宗一郎さんの名言ですが、営業においては必要です。
失敗を恐れず前に進む推進力が無ければ、成長出来ません。成長出来なければ成果も上げられません。

ゴールの無いマラソン

営業は、受注と言うゴールを目指しますが、ゴールテープの後ろにはスタートと書いてある様なものです。
だからと言って、立ち止まってしまっては何も生まれません。
常に推進しなければならないのが営業なのです。

私の経験談

学歴高くなくても活躍できる

私は学力が高く無いですが、忍耐力と努力で長く営業を続けてきました。
勿論、学が高い有能な営業マンも多くいますが、色んな背景や経験(バックグラウンド)を持った人達が、活躍できる場所が営業職です。

ストレスない職場は皆無

どんなにホワイト企業と言わている所でも少なからずストレスはあるはずです。もし、ゆる〜くのんびりな職場だと感じている人は、ある意味、忍耐力がとても高い方です。

夜遅くまで頑張るのは昔の話

営業と言うと、夜遅くまで仕事するイメージがあるかもしれません。
最近では色々な情報がアップデートされてきています。
睡眠を削ってまで頑張ることは非効率と言われています。

売り上げで評価されがち

ある意味営業は売り上げという数字が分かりやすい為、売上額や契約件数で見られがちです。
「人を大事にする」「行動が大事」努力謳っているにも関わらず、個人の数字に左右されます。

古い思考のアップデートが欠かせない!

一人で結果を残せば評価される
先輩を含む結果を残せる人の背中を見て育つ
これらは古い考え方です。この考え方を変えることは必然です。

SaaS系では、ザ・モデルにある様な、マーケやIS(インサイドセールス)、FS(フィールドセールス)、CS(カスタマーサクセス)との協業や、永遠の課題かもしれませんが、開発や経営企画系の方々とも良好な関係性も求められます。
全ての結果はチームの協力あってこそ!です。

まとめ

営業職ほど、才能を必要としない職業は無いと思います。最低限耐え忍ぶ能力さえあれば活躍できる場でもあります。
※忍耐の内には、断られることへの耐性も含まれます。
努力や推進力は日々の業務経験により高められます。

会社の最前線に立つので、向い風をまともに受けること(辛いこと)もありますが、顧客の感謝も直接受け取れるポジションです。

是非、ポジティブに営業職を謳歌しましょう!!

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