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マイナビオールスターゲームを振り返りたい【個人的12球団選手評:セリーグ編】

こんにちは、webライターのユウスケです🐧

今回の記事では、先日行われたマイナビオールスターゲームについてお話します。

7月16日と17日、NPBのスターたちが一堂に会する年に1度のお祭りゲーム「オールスターゲーム」が2年ぶり(コロナの影響のため)に開催されました。また、その前日に行われたフレッシュオールスターゲームでは未来のスターたちが集い、好ゲームを繰り広げましたね。

そこで、今回はオールスターゲームの名シーンと注目選手を各球団ごとにピックアップし、1人1人じっくりと振り返っていきたいと思います!それでは、まずはセリーグ編から⚾

◆阪神佐藤選手がオールスター史上5人目の新人本塁打!

さて、最初に注目したいのはセリーグ首位をひた走る阪神タイガースのゴールデンルーキー佐藤輝明選手です。彼はルーキーながら多くのファン投票を獲得し、1年目でオールスターゲーム初出場を果たしました。

第1戦では2番レフトとして出場するも無安打。しかし、第2戦では6番ライトとして出場し、オールスター史上5人目となる新人本塁打を記録!楽天生命パークに詰めかけた12球団ファンを一気に沸かせました。

また、佐藤選手は試合前に行われたホームランダービーにも出場しています。残念ながら1回戦で敗れてしまいましたが、初出場ながら4本のホームランを放ちました。

初めてのプロ生活で疲れもたまってきている頃かもしれませんが、今年はシーズン中にオリンピック期間の休みがあります。この変則シーズンが佐藤選手にとって有利に働けば、好調阪神の優勝はより現実味を帯びてくるかもしれませんね🐯

◆巨人ビエイラ選手が160キロ台連発!大谷越え163キロも!

次に紹介するのは、読売ジャイアンツのクローザーであるチアゴ・ビエイラ選手。豪速球を武器に三振の山を築き、ワイルドなドラミングパフォーマンスで勝利を呼び込む熱い投手です。

彼はオールスターゲーム第1戦の4-4という大接戦の8回裏に登板し、160キロ台のストレートを連発!会場やテレビの前の野球ファンを驚かせました。

さらに、ビエイラ選手は163キロの直球でロッテのレアード選手から空振り三振を奪いました!この球速は、現エンゼルスの大谷翔平選手が日本ハム時代に計測したオールスター記録162キロを塗り替える大記録でした。

現在、巨人はセリーグ2位の好位置で首位を狙いながらも、怪我人の続出に苦しんでいます。中継ぎの柱である中川選手の骨折や守護神・デラロサ選手の不調の中で台頭してきたビエイラ選手が非常に心強い存在であることは間違いありません。彼こそが巨人優勝のキーマンかもしれませんね🐰

◆ヤクルト中村選手が見事な送りバント!

昨年から一転、好調を維持してAクラスに食らい付き続けている東京ヤクルトスワローズ。その選手たちの中で、オールスターにおいて最も目立った活躍をしたのが中村悠平選手です。

第1戦の8回裏、中村選手は守備から出場し、剛腕・ビエイラ選手を上手くリードして流れを呼び込みます。そして、同点の9回表にノーアウト1,2塁の大チャンスで打席が回ってきました。

ここで打てばヒーロー。MVPを受賞できるかもしれない。

そのような状況の中で、中村選手が取った作戦は「送りバント」でした。彼の自己犠牲心溢れるプレーは、お祭りゲームの雰囲気を真剣勝負の雰囲気へ一気に塗り替えました。

このプレーから原監督と工藤監督による采配合戦が始まり、最後には阪神中野選手の渋い粘りの四球による押し出しの1点でセリーグは勝ち越し。勝利へ繋がる素晴らしい送りバントを成功させた中村選手は「影のMVP」と呼ばれるべきでしょう☂

ペナントレースにおいても、中村選手は素晴らしい活躍を見せています。元DeNA監督のラミレス氏曰く、強いチームには正捕手と絶対的なクローザーがいるとのこと。扇の要である中村選手の存在こそが、2021年の東京ヤクルトスワローズがAクラスを維持し、優勝を狙える位置にいる真の理由なのかもしれません。

◆中日大島選手の気迫溢れる幻のホームスチール!

オールスターゲームは2戦とも大接戦となり、1点を争う好ゲームが繰り広げられました。その中で、積極的に1点をもぎ取りに行く気迫溢れるプレーを見せたのが、俊足巧打のベテラン外野手である中日ドラゴンズの大島洋平選手です。

第2戦、3‐3の同点に追いついた8回表、2アウトランナー2,3塁のチャンスで打席には広島の主砲・鈴木誠也選手。この打席中、フルカウントとなった次の1球で、3塁ランナーの大島選手は果敢にホームスチールを仕掛けました。

結局、鈴木選手はセカンドゴロに倒れて大島選手のホームスチールは幻となってしまいましたが、もし四球であれば勝ち越しの1点となっていたかもしれません🐲

しかし、このプレーは怪我のリスクが大きかったため、原監督も「怪我をしなくてよかった。」とコメントを残しています。また、彼の勇気あるプレーはファンを喜ばせはしたものの、心配させる結果となってしまった部分は大きかったようです。

◆広島菊池選手が2日で5安打1本塁打2打点の大活躍!第1戦ではMVPを獲得!

広島東洋カープからは日本が誇る二塁守備の名手・菊池涼介選手です。第1戦では4安打1本塁打2打点の大活躍で見事にMVPに輝きました。そして、第2戦では途中出場ながら1安打を放ち、好調ぶりを見せつけました。

特筆すべきは、第1戦で日本ハムの上沢投手から放った同点の2ランホームランです。絶好調の菊池選手は甘いストレートを見逃さず、バットを強く振り抜いて打球をレフトスタンドへ運びました。

実は、このホームランの直前にオールスターならではのプレーが起きていました。巨人の4番である岡本和真選手が盗塁を決めていたのです(プロ7年目で通算盗塁数10個)。 もしかすると、普段の試合では見られない意外な選手の盗塁が上沢投手を動揺させたのかもしれません。

しかし、甘い球を見逃さずに一打で仕留めた菊池選手こそ、間違いなく超一流の選手です。東京オリンピックでもヒットを量産し、華麗な守備でチームを救ってくれることを期待しています🎏

◆横浜佐野選手が好守で投手を救う!

セリーグ編で最後に紹介するのは、横浜DeNAベイスターズの主将であり4番を担う佐野恵太選手。昨シーズンは初めて首位打者のタイトルを獲得し、大ブレークを果たしました。

監督推薦によって初選出となった2021年のオールスターで、最初の出番は勝ち越しのチャンスでの代打でした。しかし、この時はロッテの守護神・益田投手を打てず、悔しい打席となりました。翌日、7番レフトとして先発出場した第2戦でも快音は響かず、無安打に終わっています。

打撃成績のみを見ると、セリーグのリーディングヒッターとしては物足りないように見えます。しかし、佐野選手は第2戦ではレフトの守備でファインプレーを見せており、阪神のセットアッパー・岩崎投手を救いました!

開幕当初から苦しむチームを闘志溢れるプレーで引っ張る佐野選手。今後、更なる大舞台へと登り詰めていくことを期待しています🌟

まとめ

今回の記事では「マイナビオールスターゲームを振り返りたい【個人的12球団選手評:セリーグ編】」についてお話ししました。

個人的な感覚での自由な振り返りだった上に、各球団から1人ずつしか紹介できなかったので書き切れなかったこともたくさんあります。そのため、ここもよかったぞ!という点があれば是非コメントなどで教えていただきたいです!☆

今後も野球を始めとした趣味や気づきについて共有していけたらと思います。それでは次回の「マイナビオールスターゲームを振り返りたい【個人的12球団選手評:パリーグ編】」でお会いしましょう!

お読みいただき、誠にありがとうございました🐧♡

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