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この先どうしたらいいかわからない時は?

自分のことを知るのはとても難しく、僕らは他者との関係性の中で、自分は一体何者なのか?をだんだん知っていくことができます。
しかし、いつしかそれが、他者に対して自分の評価を求めるようになってしまい、他者から認められていないのでは?という恐怖から、自分と人を比べてしまって、自分を加工してしまったり、オレが正しい、お前は間違っていると人を否定してしまいます。
こういった自己否定、他者否定の状態は、特に何か変化を起こすべきタイミングにこそ起きやすいです。

先日東京に出張した時にも感じましたが、今このような状態になって、自分や他者を傷つけてしまう人が急増しています。
きっと、どう変化したらいいかわからないんですよね。それがわからな過ぎるから、強い恐怖感が生まれてしまい、その恐怖感から、より他者や既得のポジションにしがみつこうとしてしまいがちです。

それは、端から見たら、すごくエゴエゴしく、自分勝手な姿に写るかもしれません。さらに、その状態になってしまうと、必ず周りにもトラブルが起きるため、より他者からも非難されてしまいがちです。

すごく苦しいですよね。

でも、元々頑張りやさんのあなたはそれでも一生懸命に今やるべきことをやっていると思います。

だから、これだけははじめに伝えておきますね。

大丈夫です。あなたは何も間違っていません。

己を知るための次なるチャレンジに果敢に挑んでいるだけなのだから。

もしかしたら、様々なトラブルから、あなたの周りにすでにあるものが壊れ始めているかもしれません。
よりによって一番壊れて欲しくないものが、壊れ出す可能性もあります。

この時、本当に苦しくなって、つい占いとかスピリチュアルにすがりたくなってしまうかもしれません。
それ自体は決して間違ってはいませんが、
それもある意味、本来自分自身がすべき判断を、他のものに委ねようとしていることに気づいてください。

そう、ここまで来たら、もう答えは外側にはないのです。

あなた自身の素直な心を知るために、シンプルな己に向き合うべきタイミングがやってきましたよ。



身に付けたものを剥ぎ取っていくことの難しさ


どうやら、若くしてすでに社会的成功を収めている経営者さんなどで、今の時期に世間から離れて、長期間瞑想などに取り組んでいるような方もいるそうです。

これは本当にすごいと思います。
もう自分の見えているものの延長上には、自分の心が踊るようなことはないと気づいている人なのでしょう。

こういう人が、外ではなく自分の”内”から、もっともっと人々の心が踊るような何かすごいものを生み出していくんでしょうね。
若い世代の”感覚の柔らかさ”には、本当に尊敬の念しかありません。

しかし、これはすごく稀有な例で、僕自身も然り、これまでの資本主義社会の中でがっつり戦ってきた人間からすると、自らをシンプル化していくことは本当に混迷を極めます。

僕自身もこのようなフェーズに差し掛かった時、当時はただただ必死に自分のできるベストを尽くしていただけなのに、何故だか周りのものが色々と壊れていくのです。オレはこんなに頑張っているのに!と行き場のない怒りをぶつけてしまったこともあります。
そして、またさらに壊れていく。そんな負の連鎖を経験したことがあります。
今思えば、あれは本当に辛かった、、、(泣

悲しいかな、物質的な豊かさを得るために必死で頑張ってきた人ほど、見えているものが壊れるでもしないと、なかなかシンプルな己に気づけないようです。

それも必要な経験なので、仕方がないのですが、
できれば、然るべき経験を積みながらも、なるべく常にシンプル自分に立ち返れるようなサポートができないかと思い、僕の今の活動に至ります。

そう、僕が才能開花のコーチングの際に一番大事にしているのは、己をシンプル化していくということ。結局これがその人が潜在的に持っている才能を引き出していくには、最も必要なことでした。

描いていた社会的成功をある程度得てしまった人にとっては、もう見えているところに、自分が次にチャレンジしたいものがないことが、なんとなくわかってしまうんですよね。
だからこそ、苦しい。

僕自身もここを越えるのに最も苦労したからこそ、そこの部分に伴走し、その人本来の良さを引き出していくサポートしていきたいと強く思うようになったんだと思います。

参考までに僕は、これまで自分が作り上げてきた事業や肩書きなどをこの数年で一気に捨てました。
(こういうのはひとりでやるもんじゃないですね。ホントにしんどかった。。)
もはや周りからどう思われてるかとかよくわかりませんし、かえって、一気に捨てたら周りからの目線も気にならなくなったので、随分身軽になれたなぁとは思います。

社会的リスクはむっちゃあるんですけど、自分の心の赴くままにチャレンジした方が絶対楽しいし、
実際には、そっちの方が結果的に成功もするんですよね。

ただね、そんなことは僕自身もこれまでの経験の中で十分わかっていたつもりなんですが、
それでも、たくさんのものを得れば得るほど、人はそこに執着してしまい、己が見えなくなってしまうものなんでしょう。

歴史研究をしていたら、織田信長とか豊臣秀吉ほどの偉人でもそうなっちゃってましたから、もう僕らがそうなってしまうのは仕方がないことです。そう思うことにしておきましょう。


さて、では、具体的にはどこからシンプル化を始めていきましょうか。
人によって、内に秘めたるものも様々なので、一概にこれが正解だというやり方はないです。
僕自身も、とにかく人と対面することを大事にしていて、人によって都度アプローチ方法は柔軟に変えています。

でも、その中でも、誰にでも効果があって、もっとも身近なものは、やはり断捨離でしょうかね。
まずは身の回りの整理をするだけでも、随分と心がスッキリするものです。

おそらく、気合いを居れて部屋などを片付けてもらった後にでもこの記事を読み直してもらうと、また違った何かに気づくことができるかもしれませんね。

見えている近海の中で、ちょこまかテリトリーを張ってるよりも、勇気を出して未知なるグランドラインに飛び出した方が、周りの人にも大きな希望を与えられる存在になれます。

自分の視野を狭めないよう、常に大きなビジョンを持ちつつ、
見えているものだけに惑わされずに、自分自身の"内"と対話しながら、
でも、まずは無理せず身の回りからコツコツと。

焦らなくても大丈夫です。少しずつシンプルな自分を見つけていきましょう。
不思議と、結果的にはそれが最速の自己成長につながっていきますからね。

~無工夫、平素に在れ~

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