2021_0226_DeNA退職エントリー
思えば最初にDeNAという会社に興味を持ったのは2014年ごろ。
一緒に働いていたエンジニアが優秀で元DeNAだった事と、「ロジカルシンキング」と「デザインの言語化」という大きな潮流の中心にいた会社のイメージでした。
それらは実際にブランディングとして大きな成功を納めていたと思います。
その後、たまたま目にした南場さんの記事で
私もうん十年社会人をやってわかったことが1つありますが、なにか目標が定まったときに、「この人に任せたら絶対できるな。なんとかなるだろうな」という人と、「この人に任せたらたぶんできないな」って人と2パターンしかいないんだよね、残念ながら。
という言葉に惚れ、そのまま不格好経営を読み
「よし、DeNAに入社しよう」
と決めたのが2016年ごろ。
そこから新規サービスと大型案件のゲームの開発を経て、
実際に入社したのが2018年1月です。
入社してすぐにわかったのは、
・イメージ通りのロジカル思考
・発言と傾聴に向き合う姿勢
・発言することにおいて上下関係は存在しない
そしてプラットフォームの経験からきている徹底されたスケジューリング。
開発スケジュールってこんなに整うのか〜PMすげえ〜と感動しました。
優秀な人に囲まれると言うのは非常に幸運な事で、自分に足りない部分が自然と浮き彫りになっていき、それと比例するように強みである部分も浮かび上がってきます。
「強みの伸長」と「弱みの克服」、「ナレッジの共有」を軸に据えて成長することを意識するようになりました。
(実際にこれらはDeNAでも使用される単語ですし、もっと具体的かつ詳細な目標に落とし込んでいきます。僕は目標設定がとにかく苦手で、何度もリテイクをしました・・・)
業務内容は書くことができないのですが、非常に楽しく新鮮で、UIデザイナーの人生におけるコアスキルを見つけることができたように感じます。
UIデザインだけでなく、リアルイベントの開発やマネジメント、教育、チーム発足などなど言えば何でもやらせてもらえました。
・UI改修プランを立ち上げて色んな人に提案して巻き込んで、ディレクター承認まで得て開発ラインに織り交ぜたり。。
・自分の組織論について客観的な意見を聞くために人事の方とランチミーティングをしてもらったり
とにかく結構な無茶もやりきればOKです(過度な残業はNGです。)。
とはいえその分裁量は大きく、何度も挫折しましたが。。。
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人にも恵まれ、まだまだ結果を残せたわけでもない中で退職する理由ですが、視座を上げ自分を客観的に見たときに感じる「チームの立ち上げやスクラッチ開発、コミュニケーションの強みはあるが個人の技術だけではないというジレンマ」が主なそれにあたります。
そして、たまたま起こったコロナ禍で「世の中に貢献したい」という気持ちが大きくなりました。
つまりは
「一人のUXデザイナーとして立ちたいし貢献したい」
という一言につきます。
じゃあDeNAでやれば?と言う話になりますが
DeNAという大きなブランドの上で試行錯誤する形は本意じゃないかもなあ、と未熟ながらに考えた末の結論です。大きな組織に属していることがデメリットなのではなくメリットを教授しすぎている、といった感覚。
実際に外を見て面談や面接をしてみると魅力的な会社が多く、たくさんの口内炎やニキビに耐えながら悩みに悩んで転職を決めました。
相談に乗っていただいた方々、ありがとうございます。。
また、DeNAで今までお世話になった方々と会社には感謝しきれない思いです。リモートワークという事もあり一人一人挨拶できないのが悔やまれる・・・お菓子配るやつやりたかった・・・
これからのことはまた追って書いていきたいと思いますが
まずはちゃんと活躍できるように、目の前のことをコツコツこなしていきたいです。
では、また!
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