東京都立青山高等学校の創立82周年に寄せて

昨日、東京都立青山高等学校が1940(昭和15)年1月18日に東京府立第十五中学校として設置されてから82年目を迎えました。

1943(昭和18)年に東京府が都制に移行したことにより東京都立第五十五中学校となり、太平洋戦争後も学制の変更により東京都立青山中学校を経て東京都立青山高等学校になるなど、名称に関するだけでも82年の歴史を振り返れば様々な過程を経ていることが分かります。

また、学校の教育活動や社会情勢との関わりについては、創立40周年、50周年、70周年、80周年に際して刊行された記念誌に詳述されています[1]-[4]。

学校の歴史を振り返れば、青山高校がよい時と困難な時期のいずれをも経験してきたことは明らかです。

それでも、創立時から今に至るまで変わらないのは、幅広い教養を獲得し社会の指導的な役割を担える人材を育成するとともに、在校生本位の教育というあり方です。

現在、公教育を取り巻く環境は日々変化し、厳しさを増しています。

それだけに、青山高校がこれまでの成果を受け継ぎつつ不断に成長を遂げ、一層の進歩と発展とを実現することが期待されます。

[1]創立四拾周年記念誌. 東京都立青山高等学校, 1980年.

[2]創立五十周年記念誌. 東京都立青山高等学校, 1990年.

[3]創立七十周年記念誌. 東京都立青山高等学校, 2010年.

[4]創立八十周年記念誌. 東京都立青山高等学校, 2021年.

<Executive Summary>

On the Occasion of the 82nd Anniversary of the Tokyo Metropolitan Aoyama High School (Yusuke Suzumura)

On 18th January 2022, the Tokyo Metropolitan Aoyama High School celebrated its 82nd anniversary since the 18th January 1940. Aoyama High School was established as the Tokyo Metropolitan 15th Junior High School in 1940 and still now one of top schools of Tokyo Metropolitan High Schools.

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