【参加報告】法政哲学会第43回大会
本日、13時から17時50分まで法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー26階のスカイホールにおいて、法政哲学会の第43回大会が開催されました。
法政哲学会の大会が対面形式で行われるのは、2019年の第39回以来4年ぶりとなります。また、これまで修士課程以上の学生を参加対象者としてきた法政哲学会は、今回新たな取り組みとして学部生の参加を受け付け、20名以上の皆さんが出席されました。
今回は研究発表が2件、3件の報告からなるシンポジウム「キルケゴールを軸とした20世紀思想の比較検討」が行われました。
私も、研究発表において「清沢満之の生涯と学説ーー人的な繋がりを中心に」と題して研究発表を行いました。司会は山本英輔先生(金沢大学)でした。
報告では、清沢満之の生涯と思想について、人的な繋がりを中心に検討しつつ、その主要な議論の一つである全責任主義と無責任主義とのあり方について検討しました。
法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程に入学した2000年4月に法政哲学会の会員となって以来、発表を行ったのは今回が初めてでした。
研究発表の機会を提供して下さった先生方のご配慮に感謝申し上げる次第です。
<Executive Summary>
The Hosei Society for Philosophy the 43rd Annual Conference (Yusuke Suzumura)
The Hosei Society for Philosophy held the 43rd Annual Conference at Hosei University on 27th May 2023. On this occasion, I made a presenation named "Kiyozawa Manshi's Life and Thought: Focusing on His Interpersonal Relations".