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【刊行2週間前】『なぜ少年は聖剣を手にし、死神は歌い踊るのか--ポップカルチャーと神話を読み解く17の方法』(神戸神話・神話学研究会、植朗子、清川祥恵、南郷晃子編、文学通信)

すでにご案内の通り、10月7日(月)に私も著者として参加した書籍『なぜ少年は聖剣を手にし、死神は歌い踊るのか--ポップカルチャーと神話を読み解く17の方法』(神戸神話・神話学研究会、植朗子、清川祥恵、南郷晃子編)が文学通信より刊行されます。

本書の執筆者とそれぞれの論考やコラムの内容は以下の通りです。

南郷晃子/米津玄師「死神」考
川村悠人/死神たちは言葉を振るう――『BLEACH』と古代インドにおける言葉と詠唱
渡勇輝/トポスとしての別世界――「東方 Project」の世界観と想像力
[コラム]木下資一/『サマータイムレンダ』の蛭子神――異形神の孤独と悲しみ
[コラム]斎藤英喜/「魔術師」として生きること
植朗子/『鬼滅の刃』炭治郎に継承される「聖剣」――日輪刀と刀鍛冶の物語
横道誠/神話の原初的断片としての怪奇マンガ――ジャンル論的考察
木村武史/美少女戦士セーラームーン――ブリコラージュと神話・宗教・スピリチュアリティ・科学技術
[コラム]勝又泰洋/ローマ神話の「母と息子」――『コリオレイナス』にみる蜷川幸雄の階段の利用法
三村尚央/「英雄神話」の語り直しとしての『葬送のフリーレン』
上月翔/太ジャズする神々、あるいは友人たち――『坂道のアポロン』における神話的イメージの重なり合い
鈴村裕輔/映画『君の名は。』に見出す「現代の神話」の可能性
庄子大亮/「怪獣」の神話性――『ゴジラ』たちは何を表象するのか
[コラム]平藤喜久子/ポップカルチャーから何を論じるのか
[コラム]藤巻和宏/保守×愛国×神話――「美しい国」のポップカルチャー
河野真太郎/国造りと(反)成長の物語――『進撃の巨人』とポスト冷戦の私たち
清川祥恵/暴走する運命――英米近代における「ジャガーノート」表象

各内容の詳細な構成については文学通信の公式ウェブサイトで紹介されていますので、あわせてご覧ください。

*文学通信公式ウェブサイト
https://bungaku-report.com/books/ISBN978-4-86766-066-9.html

<Executive Summary>
Fourth Announcement: Why Does the Boy have a Holy Sword and the Grim Reaper Sing and Dance? (Yusuke Suzumura)

A book "Why Does the Boy have a Holy Sword and the Grim Reaper Sing and Dance?" edited by Akiko Ue, Sachie Kiyokawa and Koko Nango will be published by Bungaku Report on 7th October 2024. I contributed a chapter to examine the relationship between a movie "Your Name." and myth.

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