【開催報告】刈谷市・名城大学連携講座「野球が国民的スポーツになるまで~野球日本伝来150周年記念~」第3回

昨日、10時から11時30分まで刈谷市総合文化センター503講座室において講演「「日本人大リーグ選手」の系譜--村上雅則から大谷翔平まで」を行いました。

これは、刈谷市と名城大学の連携講座の一環として開催されたもので、今回は全3回の講座「野球が国民的スポーツになるまで~野球日本伝来150周年記念~」の第3回でした。

今回は、1964(昭和39)年9月1日に村上雅則投手がサンフランシスコ・ジャイアンツの一員としてニューヨーク・メッツ戦に登板して日本人最初の大リーグ選手となってから現在の大谷翔平選手に至るまでの、「日本人大リーグ選手」の系譜を取り上げた。

具体的には「日本人大リーグ選手」の誕生に先立つ戦前の米国球界における日本人や日系人の選手活躍、村上投手以後の「日本人大リーガー」の途絶、1995年の野茂英雄投手がもたらした日米球界の接近と米国側による日本の選手の価値の「再発見」、そして大谷選手が現在の球界において担う役割などを紹介しました。

3回にわたる講義がつつがなく終了したことは関係各位の支援のたまものであり、受講された皆さんが私のお話に熱心に耳を傾ける様子とともに、実にありがたいものでした。

<Executive Summary>
Three-Time Open Lecture Series "Development of Baseball in Japan" (3) (Yusuke Suzumura)


The third class of the three-time open lecture series named "Development of Baseball in Japan" was held at the Kariya Cultural Center on 18th June 2022. In this time the title of the lecture was "A Genealogical Examination of MLB Players Born in Japan: From Masanori Murakami to Shohei Ohtani".

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