東京都立青山高等学校の創立83周年を祝す

本日、東京都立青山高等学校が1940（昭和15）年1月18日に東京府立第十五中学校として設置されてから83年目を迎えました。

紀元二千六百年を記念して東京府が中等教育振興の一環として設置した府立中学校7校の1校として誕生した府立十五中は、1943（昭和18）年に東京府が都制に移行したことにより東京都立第五十五中学校となり、太平洋戦争後も学制の変更により東京都立青山中学校を経て東京都立青山高等学校となりました。

このように、学校の成り立ちや名称の変遷は、青山高校がその時々の社会状況と強く結びついていることが分かります。

また、現在は進学指導重点校7校の1校として都立高校の進学実績の向上に寄与するのが青山高校であり、全都から多くの有意な中学生の皆さんが目指す学校となっています。

もちろん、公教育を取り巻く環境は厳しさを増しており、いかなる伝統校、名門校といえども過去の実績や名声に閑居することは出来ません。

一方で、青山高校は他の都立高校と同様、不断に変革し、在校生本位の学校運営を行い、進学実績の向上とともに全人的な教育を実践しています。

それだけに、青山高校にはこれからも都立高校の発展の牽引役の一端を担うことが期待されますし、在校生の皆さんが青山高校での生活を経てそれぞれの能力をよりよく開花させることが願われます。

<Executive Summary>
On the Occasion of the 83rd Anniversary of the Tokyo Metropolitan Aoyama High School (Yusuke Suzumura)

On 18th January 2023, the Tokyo Metropolitan Aoyama High School celebrated its 83rd anniversary since the 18th January 1940. Aoyama High School was established as the Tokyo Metropolitan 15th Junior High School in 1940 and still now one of top schools of Tokyo Metropolitan High Schools.