東京都議会議員目黒区選挙区補欠選挙の告示によせて

去る5月17日（金）、東京都議会議員の補欠選挙が告示されました。

今回は、今年4月21日（日）に執行された目黒区長選挙に目黒区選挙区選出の都議会議員2名が立候補したことに伴い失職したための措置で、投開票日は5月26日（日）となります。

立候補したのは5名で、届け出順に以下の通りです（敬称略）。

青木英太（新、無所属）
宮本栄（新、共産党）
西崎翔（元、立憲民主党）
井澤京子（新、自民党）
須藤健太郎（新、無所属）

都議会議員に求められる役割が都政の健全な運営による東京都の発展と、各選挙区の問題の解決を通した地域の発展とにあることは、改めて縷説するまでもありません。

実際、東京都の先駆的な施策が国の政策に影響を与えることも珍しくないだけに、都政の推進の中核を担う都議会議員の役目は大きなものです。

一方で国政における諸問題にばかり注目することは、地域が直面している問題の解決を遅らせることになり、最終的には地域の活力を奪いかねません。

その意味で、都政を通した地域の発展もしくは地域の活性化による都政の一層の発展を実現するための用意がなされているかを知ることは、大変重要な意味を持ちます。

それとともに、われわれ有権者も予断を排して各候補者の主張を検討するとともに、政党に所属する候補者の場合は政党の都議会における立場とこれまでの実績をも視野に入れて重要な一票を行使することが求められます。

<Executive Summary>
Announcement of the Tokyo Metropolitan Assembly's By-Election (Yusuke Suzumura)

The By-Election of the Tokyo Metropolitan Assembly Meguro Electoral District was announced on 17th May 2024. On this occasion, we examine the meaning of the Assembly Members and an importance of the election.