オムニバス講義「現代に生きる」での講義を終えて

本日、名城大学ナゴヤドーム前キャンパスの北館DN301教室において、名城大学外国語学部の講義「現代に生きる」の第14回目が行われました。

「現代に生きる」は名城大学外国語学部の1年生向けの教養教養部門の基軸科目として設定されており、全15回の講義を学部専任教員が1回ずつ担当するオムニバス形式で行われる科目です。

今回、私は「「鎖国」の時代の自然科学― ―江戸時代における科学技術のあゆみ」と題し、外国との交流が制限されていた江戸時代において、人々がわずかながらではあったものの開かれていた外国への扉を通して西洋の最先端の科学技術を導入して自国化、土着化する過程を16世紀の西洋との初めての交流、さらには古代以来の日本と中国の交流を背景としてお話ししました。

私が2019年4月に名城大学外国語学部に着任してから正規学生に行う最初の講義となったのが今回の「現代に生きる」でした。

こうした機会に与れたことを感謝するとともに、関係される皆様の尽力に改めて深謝する次第です。

それとともに、わずか1回だけのお話ではあったものの、受講された学生の皆さんが何か得るものがあればと願う次第です。

<Executive Summary>
A Lecture at "Living in the Present Age" (Yusuke Suzumura)

Meijo University Faculty of Foreign Studies holds a course "Living in the Present Age" in every Monday in the First Half of the Academic Year of 2021. I participated with the course and had a lecture in the 14th class entitled with "Natural Sciences in the Age of "Closed Country": Process and Development of Technology in the Edo Period".

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