卓球をする為の卓球
このあいだ、何を思ったのか急に自室の大掃除選手権が始まりました。
いざ始めると懐かしい物がいっぱい出てきて、物思いに耽っていると中々進まず結局途中で諦めました(笑)
その沢山出てきた懐かしい思い出達の中に、高校の卒業アルバムがありました。
学祭や修学旅行から授業の風景まで、沢山の写真があり懐かしくなってつい時間を忘れて見ていたのですが、その中に部活の集合写真があり、そこに映っている自分をみて何となく違和感を覚えたんです。
というのも、どこか不満げな顔をしているように感じたからです。
そこで、当時の私はどんな感情で部活をしていたのか少し思い出してみました。
スポーツ推薦を頂いて高校に入学したにも関わらず、中々結果が出ずに悩ましい日々を送っていたのはまだ記憶に新しいのですが、なによりも部活自体が楽しくなかったような気がします。
「インターハイ出場」
私はこの目標を掲げてずっと頑張ってきたはずでした。
しかし結果は最後まで何の成果も出せずに私の卓球人生に幕を下ろす事になります。
目立った結果が残せず引退し項垂れていた私に、周囲はよく「結果がどうこうではなく、3年間全力で取り組んだ事に意味があるんだ!」と声をかけてくれました。
しかし、そんなの綺麗事だと思っていましたし、なんなら今でも思ってます。
別に運動不足解消や健康維持のために卓球をやっていた訳じゃないんです。
競技としての卓球をやっていたつもりなので、そりゃあ勝たなきゃいみねーじゃん!勝ってなんぼのもんじゃい!って思いません?(笑)
今考えてみると、どれだけ頑張っても結果の出ない自分に嫌気が差して、毎日何の為に部活に行っているのかわからない状態で体育館に足を運んでいたような気がしますね。
技術が進歩して“タイムトラベル”が可能になったら、当時の私に「何の為に卓球やってるの?」って聞きたいです。
多分「卓球をする為に卓球をやっている」と答えると思いますね。
嫌気がさしたからといって、練習をやめるとさらに周りと差ができてしまうので練習するしかありません。
要するに、練習をする為の練習をしてんでしょう。
正直、私の部活動での高校3年間は決して充実していませんでした。
結論の無い曖昧な文書を書いてしまいましたが、つまり私が言いたい事は、「目の前の事に囚われて目標を見失うな」と言うことです。
私は部活での練習に必死になるあまり、インターハイ出場という自分が本当に目指していた目標を見失ってしまいました。
これからの私の人生において、何か目標を立てる機会は幾度となく訪れると思います。
そんな時に、この経験を思い出して自分を見失わずに頑張っていきたいと思います。
そうする事で「私の高校3年間は無駄じゃなかった」と思えるという事にしておきましょう...
皆さんも、何か目標を立てた時はどんなに辛い事があっても絶対に目標を見失わないで下さい。
ではここで自分に対して喝を入れておきます。
「継続する為にnoteを書くな!お前の目標は何だ!文章力を付けたいんだろ!もっと中身のある内容を書け!」
と、いう事です。
それでは皆さんまた明日!