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解説『超訳アドラーの言葉』
『嫌われない勇気』が大ヒットしたこともあり、
「アドラー心理学、聞いたことあるよ」という人を多く見かけるようになりました。
一方で「アドラー心理学、ちゃんと使ってるよ」という声はほとんど聞いたことがなく。
私も同様に、アドラー心理学を上手く活用できずいました。
アドラー心理学のポイントを私なりにまとめると、次の5つだと思ってまして。
①過去より「今」を大切にする
過去に何か悪いことがあったとしても、それが未来を決めるわけではない。
今の自分がどう行動するかが、これからの自分の人生を形づくる。
②他人と比べない
「他人と競争しない、自分らしく生きる」ことが大切。
自分のペースで成長することを目指すため、他人と比べて落ち込んだり、無理をしたりする必要はない。
自分ができることを少しずつ進めることで、自己成長ができる。
③承認を求めない
他人の承認がなくても、自分の価値は変わらない。
人に認められるために何かをするのではなく、自分が「やりたい」「意味がある」と思えることに力を注ぐべき。
自分を大切にすることで、他人との良い関係も築けるようになる。
④自分の課題と他人の課題を分ける
どの問題が自分の課題で、どの問題が他人の課題かを見分けること。
友達が勉強するかどうかは友達自身の課題であって、自分が無理に助ける必要はない。
自分の課題に集中することで、無駄な悩みが減り、気持ちが楽になる。
⑤困難を乗り越える勇気を持つ
人生で起こる困難や問題は成長するためのチャンスである。
そのため、失敗や困難を恐れずに立ち向かう「勇気」が大切。
もし困ったときは、「この経験が自分にどんな力を与えてくれるか」を考えながら、一歩ずつ進んでいくこと。
このうち、私があまり理解できてなかったのが「④自分の課題と他人の課題を分ける」でした。
何度か『嫌われる勇気』を読んだのですが、この「課題の分離」の話をどう実務で使えばよいのかわからない・・・
そう悩みが、つい最近解決したんですよ。この本のおかげで。
対人トラブルの99%は「課題の分離」で説明可能
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