歴史から学ぶ
こんにちは!
足立佑介です。
スカイマーク再上場
航空会社のスカイマークが2022年12月14日、東証グロース市場に再上場を果たしたそうだ。
2022年の新規株式公開(IPO)で3番目の規模とのことで、市場からも注目を集めている。
コロナ禍による多大な影響があったものの、経営破綻から8年での再上場。
新型コロナウイルス禍で低迷していた旅客需要が上向くなか、株価は公開価格を上回った。この背景もあり、再上場をした後に投資ファンドのインテグラルや、日本政策投資銀行・三井住友銀行が出資するファンドが保有株を一部、売却したそうだ。
投資ファンド、ベンチャーキャピタル、個人投資家が未上場の株式会社に出資する目的は、このような上場時の売却益を得るための事が多い。
今後は投資ファンドや各ファンドが売却した後なので、スカイマーク社の今後の事業拡大戦略が問われることになる。
実際に足元の数字を見ると大幅な収支改善となっている。
と同時に、福岡・神戸両空港の増枠にあわせて米ボーイングの「737MAX」シリーズを投入し、また機材を増やすことで2023年、2024年の拡大に向けて準備は万端のようだ。
もちろん好材料だけではないのがビジネスな訳だが、今後の拡大に向けてあらゆる課題をどう乗り越えていくか。それもビジネスの醍醐味だといえるだろう。
そしてエクイティファイナンスによる資金調達を実施し、ファンド会社やベンチャーキャピタル、投資家との接点を持ち、あらゆる側面でサポートを頂く事で、事業拡大に向けて一気に加速していく。
スカイマークが取ってきた歴史を学ぶことで、自己の経営拡大に活かしていく。
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