見出し画像

【読書感想】休養学:あなたを疲れから救う

最近、転職による自己研鑽と育児に日々追われ、よく肩が凝ったり疲労感を感じやすくなったりしてたので、本屋さんを歩いてて目に留まった「休養学:あなたを疲れから救う」を読んだ。

書いてあることは、比較的当たり前のことだったのだが、改めて文章で読むことで、日々の自分の休み方を見直すいい機会になった。

読む中で、大切だと思った部分や深堀したい部分についてまとめた。


・フィットネス疲労理論

「自分の体力」ー「疲労」=「自分が出せるパフォーマンス」

という、一見当たり前だが忘れがちなことが書かれていた。

疲労は、休養をしっかりとらないと、寝るだけでは0にならない(蓄積する)ので、日々向き合うことが大切である。
そうしないと、自分が出せるパフォーマンスが落ちてしまうことになる。

・カフェインの力

私は、大のコーヒー好きで、日々2~5杯はホットコーヒーを飲む。量にするとだいたい250×3 ~ 5=750 ml ~ 1L 程度飲んでいる計算になる。(意外と多いかも)

朝はコーヒーがないと目が覚めない感じがする。

コーヒーにはカフェインが入っていて、それが要因だと思うが、この本では、カフェインが疲労感をマスキングするという。

コーヒーを飲むことで、本来感じるべき疲労感が麻痺する。

それ以外にも、コーヒーを飲みすぎると、尿と一緒にカルシウムが出てしまうことによる骨密度の低下などの健康被害もあるようだ。

人にはそれぞれ異なるカフェイン耐性があるので、自身のカフェイン耐性に注意しながら(心拍数を図るのが一番いいと思う。多分私は1日1L以上は控えた方がいい。それ以上だと心拍数が上がる)それ以上のカフェインを取らないようにしようと思う。

・自律神経の変調

本によると、自律神経の乱れが疲労のサインだという。

自律神経とは、血圧や呼吸数など、体内の特定のプロセスを調節している神経系のことである。

交感神経とは、自律神経が一生懸命働く神経系で、筋肉が緊張したり汗が出やすかったりする。敵が来た時に働く神経系である。(この辺の知識は大学入試のときの生物を思い出しながら書いているので、もし詳しく知りたい方はググった方がいいと思う。)

一方、副交感神経は、筋肉の緊張がほぐれたり、腸内が活発になったりするような、リラックスしているときに働く神経系である。

自律神経の乱れ(交感神経の過稼働)が、肩凝りや眼底疲労などに出るのだという。

また、自律神経の乱れは免疫系にも作用し、体調を崩しやすくなったりもする。

・活力

私がこの本を読んで一番ためになったと思うのが、この本に記載されていたこのような内容である。

日常のサイクルに「活力」を加えてみる

ふつうは、「活動」⇒「疲労」⇒「休養」の順番で活動や休養を繰り返すと思うのだが、どうも休養(寝たり食べたり)だけでは体力が100%に戻らないから、「休養」の後に「活力」を取り入れて、体力を100%に近い状態までもっていこう という提案である。
「活動」⇒「疲労」⇒「休養」⇒「活力」 のサイクルを回してみよういうのである。

活力には様々な方法がある。
私は何が自身の活力になるのかを考えた。

・お風呂でゆっくりする
・音楽を聴く
・ギターを弾く
・ジュースを飲む
・youtubeをだらだら見る
・ストレッチや筋トレをする
・友達と遊ぶ

など、があると思う。

用途に合わせた自分なりの活力の上げ方を意識しようと思う。

・湯舟の力

湯舟につかるのには、大きく2つの力があるのだという。
・お湯による血行促進
・水圧による血行促進

「肩が凝るな」や「体がだるいな」と感じるときは、積極的にお湯につかろうと思う。

・睡眠

結局、睡眠が一番疲れがとれることは間違いない。

上記のサイトに書いてあった睡眠の副産物の共通点としては
・血糖値や心拍の正常化
・脳の老廃物の除去
・健康的な体重の維持
などが挙げられていた。

自身のベスト睡眠(3日くらいアラームをかけずに寝たら、3日目に寝た量がベストな睡眠量らしい)7時間くらいを必ず取るように心がけようと思う。(NO! 意味のない残業!!! 分からない仕事は寝て朝にする!!!!!笑)

・まとめ

上記のようなことやその他休養に関する様々な豆知識が簡潔にのった本でした。

いいなと思ったら応援しよう!