“サラリーマンクリエイター”って、未来ないよな、と思う。
飼いならされる、というのか、受け身になるというのか、サラリーマンって職業は、大して成果もだしていなくても、最低限与えられた仕事をやっていれば歯車の一員として給料を貰えるという、昭和が生んだ最高のシステムだと思う。
それはそれで尊い仕事なんだと思うけど、人って成長する生き物だ、と誰かに聞いたことがあるような。だとすると、上記のような”サラリーマン”は、人ではなくなるということなのか。
昨日、ある社内会議をしていて、”クリエイター”について熱い議論を交わしていたのだけど、その中で、僕自身のクリエイター論について、「クリエイターは、常により良い作品を生み出すために向上心を持って成長するという生き物だ」というようなことを言った。
それを突き詰めると”アーティスト”の領域に行くのだと思うけど、”クリエイター”であっても、少なくとも自分で”クリエイター”という職業を選んだ人なのであれば「モノを生み出したい」という欲求があるから”クリエイター”になっているのだと思う。誰かに脅されてクリエイターをやってる人はそうじゃないかも知れないけど、なかなかマニアックな脅し方だと思う。
で、タイトルの”サラリーマンクリエイター”という言葉。これ、僕の中では完全に二律背反な言葉だと思うけど、実際そういう人って多いんだろうし、課題に感じてもいるところ。
いかに自分が”クリエイター”として大成するか、成功するか、成長するか、という気持ちをなくしたら、もう終わりだし、そんな人の作る作品からはクリエイティビティすら感じられなくなってしまうのではないだろうか。もはや、それは”クリエイター”ではなく”オペレーター”だ。
結局何が言いたいかというと、”クリエイター”を名乗るなら、自分を高めることにもクリエイティブにならないといけないし、その姿勢を持とうよ、ということです。
会社に飼いならされるな、と、同じサラリーマンが言うのもあれですが、お伝えしておきます。
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