理系、文系、どちらが論理的思考が得意?
お客様さまとの会話で面白いものがあったので、ご紹介しよう。
「自分は理系だけど、文系の人の方が論理的に人を説得するのが苦手だよね。文系の人の方が文章力がなく、感情論で話をする人が多い気がする。」
なるほど。
確かに。
理系の人、文系の人、差別をするわけではないがこれは傾向的にはあるのではないか。
理系の人には証明という厄介な課題がある。
これはこういった結論だ。
なぜならば理由はこうだ。
と、証明をしなくてはならない。
文系はどうか。
文系は証明という課題はない。
答えという答えがない設問が多く、これも正解だがこれも正解。のような問題が多い。
人の感情を動かすには、かならず理由の説明が必要だ。
理由の説明が得意ということは、証明が得意ということ。
証明が得意なのは文系ではなく、理系。
つまり、言葉を操ることや言語化が得意なイメージを持たれている文系は、言葉で何かをなすことは意外と苦手で、言葉で人を動かすことが苦手と思われがちな、理路整然と説明することが苦手と思われがちな、言語化が苦手と思われがちな理系の人の方が案外、言葉と説得力で人を動かすのだ。
ちなみに私は理系の職種だが、文系から理系に高校3年から理転したタイプ。
生粋の理系ではない。
なるほど。と思わされた。
そんな話。
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