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初心者のための海外オフショア積立投資
今回は海外のオフショア積立投資について書いていきます。主に香港経由での知識になります。
最近もまた相談が増えてきたので、コロナ禍でお金の事をいろいろ考えた人が多いのかなという印象です。投資初心者の方向けにシンプルにお伝えしていこうと思います。
海外のオフショア積立投資とは
まずオフショアという言葉ですが、日本よりも税金が安い地域また税金のない地域の事を指します。
アジアだと香港、シンガポールが有名です。他にもドバイやマルタ島、ケイマン諸島、スイス、モナコなどがあります。
税金がない地域(海外)で資産運用をすることで、比較的資産が増えやすい運用を行う事が可能です。
これと積立投資を組み合わせる事により資産を効率的に増やしていきます。
積立投資の特徴
積立投資はまとまったお金がなくても少額で始められるのが特徴です。始める時期は特に選ぶ必要がなく、比較的手軽に始められます。
リスクはありますが、ドルコスト平均法によりある程度リスクが抑えられます。初心者向けの投資手法の1つです。
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法とは毎月定額を投資をしていく手法で、リスクを分散しながら複利の力を利用し、地道に資産を増やしていく手法です。リスクを抑えられるならというメリットにしか聞こえないかもしれませんが、デメリットがあります。
短期投資には不向きというのと、投資のお金が戻ってくる償還時期に市場が暴落してしまうと今までコツコツ積立投資していても損をする可能性が高くなります。
ドルコスト平均法に関しては各証券会社などが説明してますので、興味がある方はご自身でお調べになってみてください。
別の投稿でもドルコスト平均法について詳しく書く予定です。
複利の力
複利はご存知でしょうか?
金利には単利と複利の2種類があります。説明するよりも表で見てみましょう。
100万円を年利10%で運用したときの複利と単利の違いです。
単利は、元本に対して毎年利息(10%)がつくので10万円ずつ増えています。
複利は、増えた利益(利子)を元本に組み込み運用していきます。
そのため長期で行う運用には大きなメリットになります。
年利10%で6年の運用だけでも約17万円も利益に差が生まれます。
海外オフショア積立投資の仕組み
資産が増えるなら投資したいけど、オフショアで積立投資するなんて、私には難しそう。。。
その通りだと思います。
まず契約の仕組みから解説致します。
香港にはIFA(independent Financial Adviser)と呼ばれる銀行や証券会社に所属しない金融アドバイザーの会社が200社以上あると言われてます。
このIFAを経由して投資商品などを購入します。
IFAの役割は商品選定、お客様への投資アドバイス、サポート、運用指示(ポートフォリオ作成)を行います。このIFAが何社もある保険会社や信託会社などをいくつかに絞りお客様に提案している様な状況です。日本人が常駐しており日本語サポートしてくれる会社が10社ほどあります。
また、よく”紹介者”という言葉が使われるのですが、この紹介者というのが日本で実際に営業している方です。
金融商品扱う法人や個人のFPさんなどが、IFAと業務提携をしIFAが扱う商品の営業をしています。
この法人やFPさんがさらに契約してる代理店などの方が営業したりしていますが、なるべくIFAと直接契約している法人の代表、また個人の方からお話を聞く様にしましょう。
IFAはお客様から直接お金をとることはありません。法律定められた手数料はありますが、お客様から徴収することはなく運用成果の成功報酬という形で報酬を得ています。
主な海外オフショア積立投資商品
2020年11月現在、香港のIFAを通して、日本人が契約できる会社というのは以下の8社です。
DOMINION(ドミニオン)
FT-Life(エフティーライフ)
RL360(アールエル360)
インベスターズトラスト(ITA)
プレミアトラスト(PA)
SunLife(サンライフ)
METIS(メティス)
BMI(ビーエムアイ)
日本では積立投資の商品を購入している方が多い印象ですが、一括投資の商品や2年だけ積立投資する商品などもあります。
積立投資は毎月少額から投資出来るのでリスクは少ないと思いがちですが、毎月3万円を25年間積立てるという契約ですと、3万円×12ヶ月×25年=900万円になり全然少額ではなくなりますのでよく考えて投資しましょう。
まとめ
今回は初心者の方のために簡単に特徴をご紹介しました。詳細な内容やそれぞれの会社や商品については今後書いていきますので、海外積立に関して紹介受けた方は参考にして頂ければと思います。