最後の晩餐(歌詞)
もちろんわからないけれど。
どんな気持ちだったんだろう。
そう、考えること、思いを馳せることはできる。
そんな気持ちで書いた一曲。
もしも私が特攻隊に選ばれたなら。
もし抵抗も拒否もできず、
お国のために万歳と言うしかなく、
家族もそう在ろうとしてくれたとき、
私はこの役目から逃げる選択ができるだろうか。
たぶん、難しい。
生きたい気持ちがあっても
たぶん周りがそうさせてくれない。
同調圧力と言ってしまうと軽いのかもしれないけれど、そんなような、洗脳に近い考え方が蔓延っていたんじゃないだろうか。でもその中でもきっと、死にたくない、もう少し生きたいと、願っていた若者はいたんじゃないだろうか。
彼らの無念は私なんかでは計り知れない。
そんな思いを、出来事を、少しでも歌に
遺したかった。