小説が書けない男の日記(2023.1.15〜1.21)
1月15日(日)
昨日に引き続き出かけるのが遅くなったものの、交通公園に歩いて向かった。あにちゃん、ゴーカートに足が届くようになっていたので、練習すれば自力で進めるようになるかもしれない。そうなればドハマリすることだろう。
帰りはパン屋。あにちゃんは昼寝せず、夕方にぐずった。おととはハイハイの速度が日々上がっている。
トイレなどのちょっとした時間にGBL。今日は少しレートが上がった。
寝る前にフォークナー。ちょうど半分。本棚を眺めていたらコーマック・マッカーシー読みたくなった。次は『果樹園の守り手』にしようかなあ。
1月16日(月)
月曜とは思えないほどなんだか身体に力が入らない感じだった。とはいえ仕事は次々と降って湧いてそれはすでに湧いていたものたちを覆い尽くすほどだった。昼休みにGBLで大敗してそのあと2時間くらいパーティを頭の片隅で考えながら仕事をこなした。すると仕事はいくらかこなされ、考えたパーティ(考えた、といっても順番を変えただけではあるが意外と大事)が夜のバトルで意外と勝つことができた。頭の稼働中は複数のことを並行して考えることができるときがあって、今日がそれだった。
フォークナー半分を過ぎてまた加速しそうな雰囲気。今月中には読まれてしまうだろう。そしてやはり『ポータブル・フォークナー』は買われるべきなのかもしれない。
1月17日(火)
3時くらいからおととの夜泣きがひどくなってきて、明け方20分くらい抱っこし続けたところようやく落ち着いてくれた。さっき風呂からあがって鏡を見たら隈がひどいし、残業して21時前に帰ってきた私の顔を見た妻には「頬がこけてる……」と言われるしでそれはそれは顔に出ているのだろう。あにちゃんの時はどうだったか、正直ほとんど覚えていないけれど、やっぱり明け方に抱っこしていたのは覚えていて、あにちゃんはどちらかというと背中スイッチが敏感で、抱っこしていれば眠るけれど置くと泣く子だった。そんなあにちゃんでもこうして今元気いっぱいで、おととが泣いていても眠っていられるほどタフ(?)な子になった。だから今暫くの辛抱だ。
ポケモンGOの乱獲イベントが終わったので電車で読書に集中。ぐいぐいと読み進められている。
1月18日(水)
今日も夜泣きというか夜唸り。寝ているんだか起きているんだか分からないあわいを漂っていたら朝になっていた。
おととの保育園の結果、昨日頃発送予定とあったので今日来るかなとドキドキしていたが届かず。妻も10回以上ポストを覗きに行ったらしい。ほんとこれで向こう数年の生活スタイルというか生活習慣みたいなものが決まるから、お願いだからあにちゃんと同じ保育園に入れますように。
寝不足がヤバいので今日はリビングにて就寝。妻に感謝。自分だってやばいのに、こうして気を遣ってくれるところ、本当に尊敬する。
1月19日(木)
朗報があって、おととが4月からあにちゃんと同じ保育園に入れることになった。これは本当に歓喜すべきことで、4月からの、そして向こう数年の生活に関わることだからだ。問題はいつまであにちゃんとおととを二人自転車に乗せられるのかということ。本当に車の購入を検討しなければならなさそう。それはそれで大変ではある。
芥川賞と直木賞が発表された。両方2作受賞。直木賞は小川哲『地図と拳』が受賞作の一つで、これは近々読むしかあるまいという気になった。そして芥川賞。よく行く本屋で働く店員さんが受賞した。これはなんというか、ほんとに、私も頑張ろう、という気にさせられた。小説を書くにはやっぱり時間の捻出が必要で、正直ポケモンGOの夜のバトルを減らすかやめるしかない。読書はやめられない。バトルを昼と休日だけにするとか、そういうくらいしないと、時間がない。子育て終わるまで待っていたらもう人生あっという間だ。
ちょっとずつ、時間を捻出するようにしてみよう。まずはそこからだ。ポメラに向かえ。
1月20日(金)
朝からなんだか頭が疼いていて、職場に着くとそれは痛みに変わった。即イブクイック。もしかしてというかたぶんだけど来週の寒波をもたらすという低気圧の所為なのだろう。低気圧センサーこと頭痛。
残業して外に出るとしっとりと濡れていていつの間にやら雨が降っていたらしかった。小説を書こう、と思い立とうとするも今日ようやく星の砂が集まってドヒドイデを育成して使ったところべらぼうに強くて、5セット使って19-6という結果に。ここ数日ヒスイマルマインで模索して下げた分を取り戻した。残りの2週間のスーパーリーグでどこまでいけるだろうか。
明日は朝から床屋で昼すぎから整体。天気次第で移動手段が変わり、そしてそれは本屋に行けるかどうかを占う。いますぐにどうしても買わなきゃ!という本があるわけではないが、本屋は良い。
1月21日(土)
青空が覗いていたのにめちゃめちゃ寒い一日だった。妻たちは実家へ。午前は床屋の後にパン屋でお昼。食べてすぐ整体。妻も行っていた整体。いろいろ症状のこととか訊かれて答えて。筋力不足とかいろいろ言われた。施術してくれた先生がコミュニケーション能力高すぎてちょっと疲れた。その話を夜に妻にしたら最初はそうだったとのこと。終わって、雪がちらちらと舞う中駅前へ。YouTubeで見て使ってみたいと思ったヘアワックスを買って、ブックオフ。収穫無し。丸善。Twitterで気になっていた長島有里枝『テント日記/「縫うこと、着ること、語ること。」日記』、赤坂憲雄『災間に生かされて』、春暮康一『法治の獣』を買い、あとは国書刊行会の出した『私が選ぶ国書刊行会の3冊』を入手した。久しぶりに本屋に行けて満足した。
夕方、妻ワクチン接種。明日副反応出るだろうか。でも妻はこれまでの3回ほぼ出ていない。羨ましい。