お金に負けない体力づくり
こんにちは!
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
本日は、「お金に負けない」というテーマでお話しします。
日本人と借金の関係についてみてみます。
金融広報中央委員会が実施した調査によると、借入金のある世帯は単身世帯で約2割、2人以上世帯で約4割となっています。借入がある世帯の借入金残高の平均額は、単身世帯では513万円、2人以上世帯では1,609万円となっています。
借入金の目的の上位項目は、単身世帯では「日常の生活資金」44.9%、「耐久消費財の購入資金」15.3%、2人以上世帯では「住宅の取得または増改築などの資金」66.6%、「耐久消費財の購入資金」24.2%などとなっています。
調査結果をみると、割と日本人って、借金に対して寛容なかんじであります。
借金にはいい借金と悪い借金があるのですが、その話は、別の機会に譲るとして、
今日は、借金というお金に負けない体力づくり3選をご紹介したいです。
その1収入>支出を仕組みにする
「収入」が「支出」よりも多い仕組みを維持できれば、おそらくお金に対して負けることはなくなります。
少なくとも不安はなくなるでしょう。
「これができたら苦労しねえよ!」
という声が聞こえてきそうですが、ほんとうにそうでしょうか?
収入を伸ばそう伸ばそうとするのですが、着目すべきは、「支出」です。
生活するうえで、顕示欲にまみれているものはないでしょうか?
例えば、自家用車、住宅、時計、バック、服
住宅でいえば、
家賃7万円の家でも十分なのに、収入が増えるとついつい家賃15万円の家に住んだりします。
時計も50万円もする時計って必要でしょうか?
もちろん、パリッとしたスーツなど職業柄必要だったりすることがあるかもしれません。
ただ、すべての生活水準をあげる必要ってないのかと思います。
見栄で支出してるものはなにか?
支出の優先順位をつけて、リミットを設けるといいかもしれません。
その2限界効用逓減の法則
支出を見直すときに、威力を発揮することを紹介したいです。
居酒屋のビールって1杯目がいちばん美味しくて、だんだん美味しさって少なくなっていきます。
そう考えると、飲み放題って意外とコスパが悪かったりします。
年収も800万円までは幸福感が増加するそうですが、800万を超えるとイマイチ幸せを感じにくくなります。
基準を超えた生活をすると元に戻れなくなる
ひとによって居心地がいい生活ってあると思うのですが、
一度味わうと、失うことが怖くなったりします。
よくプロ野球選手が自己破産とかしてると思うのですが、贅沢な暮らしに慣れたりすると、質素な生活に戻れなくなるのです。
プロスペクト理論のなかに、参照基準点という考えがあります。
参照点とは、利得と損失の判断を分ける基準点である。
たとえば、
① 10万円もらえる。
② 20万円もらえると約束されたが、そのすぐ後に10万円に減額された。
①も②も最終的にもらえる金額は10万円ではあるのですが、
①はうれしく感じ、
②は悲しく感じる、あるいは①よりもうれしくないと感じる人が少なくありせん。
これは①は0円が参照点であったのに対して、②は20万円が参照点となっていることから、同じ10万円という獲得金額でも①では得をしたと感じ、②では損をしたと感じるように基準点によって感じ方が異なるからです。
お金と感情の性質を知ることで、マネーリテラシーは上がります。
人生にワクワクを
それではまた!