ビジネス本って読んでも変化ってしないですよね?
こんにちは!
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
本日は、「ビジネス本って読んでも変化ってしないですよね?」という後ろからグサグサ刺されそうなテーマでお話ししてみたいと思います。
これボク自身のことでもあるのですが、2019年くらいからビジネス本を買っては読んで、メルカリで売って、また買って・・・みたいなことを繰り返しています。
そこで、ボクの失敗談を踏まえながら、こうすればいいよね!という提案も兼ねて変化しない原因と対処法についてフォーカスしたいと思います。
原因その1 自分と設定が違う
ビジネス本は誰かの成功体験やノウハウを教えてくれたりします。
人生を生きるヒントや仕事、お金、恋愛、健康、文化、環境など多岐にわたるテーマもあります。
店頭には、多くのビジネス本が、所狭しと並んでいます。
多くのビジネス本は「誰か」の物語であって、「あなた」の物語ではないのです。
いくら同じような境遇で共感を覚えたとしても、完全なコピーはできなかったりします。
この前提を知っておくと、ビジネス本に対する期待度がいい感じになります。
原因その2 転用性が低い
原因その1の設定が違うから派生したものなのですが、
他人の物語ということは、自分に対する転用性ってすごく低かったりします。
転用とは、本来の目的をほかに置き換えて使うことを意味します。
そのため、他人の物語を自分の物語に置き換えることって、なかなか難しいのです。
これもビジネス本に過度な期待をしないようになる一助となります。
原因その3 そもそも読みきれていない
けっこう、ありがちなのが、そもそも読みきれていないということです。
書き手の意図や伝えたいことを読者が汲みきれていないことがあります。
なかには、あまり編集が行き届いていないため書き手側がミスリードを起こしていることもあるのですが、
斜め読み、一部の切り取りをして、文脈を読みきれていないことが散見されたりします。
国語の読解力が試されるわけです。
たくさんのページが割かれているわりに言いたいことはぎゅっと絞れたりもします。
原因その4 真面目に全部はじめから読もうとしていないか?
マジメな人ほど、ありがちなのが、はじめから読んでしまうタイプです。
これが苦にならないのではあれば問題ないのですが、
最初から読むと、読書体力が持たなくなり、途中で読むことをやめてしまった経験ってないですか?
それを防ぐために
おすすめなのが、「目次」から気になるところを読むことです。
いちばん気になったのは、心のフックがかかった状態ですので、今の自分に必要なことかもしれないからです。
そこから、自分なりに一次情報を調べたり、メモったり、目次から次に気になる部分だけを読んでいくこともできます。
原因その5 短期的な成功を描いていないか?
割とありがちなのですが、こんなに素晴らしい本を読んだのだから、すぐに成功してやるといって、ひどい人は後先考えずに仕事を辞めてしまうことがあったりします。
行動力と意欲は買うのですが、セーフティネットを考えずに動くのは自殺行為かなと思っています。
割と、1年2年成果が現れないことってざらにあると思うので、中長期的に考えられるかがミソになります。
対処法その1 自分に必要なことを知る
まず、自分に必要な本を知ることからはじめます。
本屋に行ったり、アマゾンで手当たり次第も悪くないのですが、
自分の内なる声に耳を傾けます。
たとえば、
マインドに自信がなければ、まずはメンタルを維持するための本やマインドフルネス、環境の整え方など関連する書籍を中心に選ぶことをおすすめします。
売れ筋とかどうでもいいんです。
対処法その2 入門編から特定の領域ばかり読む
対処法その1の続きで、
割と、とっつきやすい入門編を読むのがいいと思っています。
いきなり難しい本だと専門用語が多すぎて、読むのがいやになるからです。
マンガでもいいと思います。
対処法その3 アウトプット前提になっているか?
ありがちなのが、インプットして満足してしまうことです。
何のためにこの本を読むのか?
読んだあとの自分がイメージできているか?
マインドフルネス瞑想の本であれば、1日に5分朝の時間に取り入れようとか、アウトプットをしないと意味はありません。
対処法その4 継続できる仕組みになっているか?
アウトプットが無理なく続けられるかも重要なマーカーで、
たとえば、定期的に読書会をするとか
プレゼンの機会をもつとか、
一人勉強会でもいいと思います。
一人で喋って、録音した声を聴くこともものすごく学習効率が上がります。
対処法その5 投資回収できているか?
最後がいちばん重要ですが、
ビジネス本1,000円払ったコストをきちんと回収できているか?の問いに答えて欲しいです。
ビジネス本の最大のテーマかもですが、
かけたコストを投資として回収するために、吸収してアウトプットしましょう。
最後までありがとうございました!
それではまた!