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お小遣いと使い道からはじまる簿記の基礎
こんにちは。
子どもに伝えたいお金にまつわる話を紹介しています。
お小遣いといっても、「お金」は「お金」です。そのお金の使いかたから、実は簿記の基礎が身に付いたりするので、こっそり紹介します。
※子どもとお小遣いのあり方についてのそもそも論の考え方については、別noteに書くのでお楽しみに!
では、
まず、小学生5年生10歳の子どもがいたとします。名前はコウスケくんとします。
コウスケくんは、月1,000円お小遣い収入があります。
コウスケくんは、お小遣いを貯めて10,000円貯まりました。
つまり、コウスケくんの「資産」は10,000円の現金です。
コウスケくんは以前、Switchのソフトを買うために、お母さんから6,000円を借りています。
つまり負債は6000円です。
そのため、コウスケくんの純資産は差し引き4,000円になります。
これを賃借対照表といいます。
小遣いから、コウスケくんの財産の状態が分かってきました。
今度は、コウスケくんはお母さんから借りている6,000円(負債)を返そうと思います。「資産から返すこともできるけど、資産減らしたくないなぁ」と思い直して、お母さんに対して6,000円の付加価値サービスを提供しようと考えました。
「そういえば、お母さん『髪を染めると毎回3,000円かかる』って言ってたな。僕が、毛染めを勉強してお母さんの髪の毛を染めてあげたら6,000円は稼げるかもしれないぞ」
そこで、コウスケくんは
① 毛染めに関する記事をネットで検索、Kindleで毛染めの勉強
② 毛染めの材料について情報収集(美容室と遜色ないレベル)
③ ①と②を基にお母さんにプレゼン資料を作成
こうして、コウスケくんは、3月に1回1,000円収益を得る仕組みを作りました。
毛染め料金3,000円-材料費2,000円=1,000円(収益)
これを損益計算書といいます。
さらに、コウスケくんは考えます。
「もしかして、お母さん以外にも毛染めしたい人はいて、定期的に毛染めしたい人っているのではないか?」
① 出張毛染めサービス(老人ホーム、会社経営者)を提供
② 美容室の研究
③ ブログやYouTubeでプロセスやアウトカムの共有
④ noteやKindleで書籍化、毛染めニューモデルの商品化
実際に子どもと一緒に考えたり、手を動かしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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