人の目の曇りの正体
こんにちは!
子どもにお金にまつわる話をしている、ゆうとすです。
昨日は「構造化はマネージャーの技の一つ」という記事で、お父さんお母さん含めた管理職は、思考の癖に気がつくいいかもという話をしたので、思考の癖である認知バイアスについて、お話ししたいと思います。
昨日の記事はこちら
https://note.com/yuseito/n/n7ddad922db7a
タイトルは、「人の目の曇りの正体」です。
人の目の曇りとは
人の目は自分が思っている以上に曇っていたりします。
ありのままの事実ではなく、偏った目で偏った捉え方をしていたりします。
捉え方もさまざまで、
プロやベテランの方は見識眼というプラスの目を養い
よかれと思ったことが相手にとってはネガティブに働く諸刃の剣でもあります。
曇りのタイプあれこれ
アンカリング効果
代表的な思考の癖として、アンカリング効果があります。
アンカリングとは、船のイカリのことで、
イカリを一度おろしてしまうと、イカリをおろした地点を起点にモノゴトを捉えてしまいます。
例えば、ハーゲンセールなどで定価10,000円のシューズが5,000円になっていると、おお!!となることがあります。
でも、本当にその価値があるかどうか?
そもそも、あなたに必要なことなのか?
の思考の気づきが必要になってきます。
生存者バイアス
成功している起業家やインフルエンサーの方がいっていることってキラキラに聞こえたりします。
俺はこうして1億円稼いだとか
フォロワー増やすインフルエンサービジネス
オンラインサロンビジネスとか
ただそのことって再現性があるのか?
割と一般化できないこともあったりします。
有名人や影響力がある人のポジショントークだったりします。
そのため、
聞いた内容は転用して自分ごと化できるのか?
インプットする内容にゴミはないか?
など、自分に当てはめることができるのか、自己対話や身体に変なものを入れないフィルターも必要だったりします。
確証バイアス
確証バイアスとは、自分が信じた情報や考えを信じて疑わないことをいいます。
そのため、仮説をもったあとも、こうに違いないと修正が効かずとんでもない問題になることもあります。
例えば、
グーグルで検索したものは、自分の知識レベルに最適化していくので
フィルターバブルといって、同じ属性のものが収集されます。
病気でも、患者本来の自然免疫で回復したのに、医者が自分の治療が成功したものと思い込むことも確証バイアスのひとつです。
目薬のさし方
では目の曇りに対して、
どのように目薬をさして、目の曇りを取り除けばいいのかを考えたいです。
紙に書いたり、人に話したりアウトプットすることがいいです。
考え方や情報を客観的にみることです。
その際のコツとして、
・「100」か「0」かの極端の考えをしていないか
・極度に一般化していないか?
・いい面も悪い面もあるはずなのに悪い面しか目に入らなくなってないか?
・褒められも「誰も分かってくれない」といつもマイナス思考になっていないか?
・根拠もなく論理の飛躍をしていないか?
・過大評価と過小評価
・感情的な決めつけをしていないか?
・〜すべき思考になっていないか?
・自分はだめ人間だとレッテルを貼っていないか?
・全部自分が悪いと思っていないか?
など、ポイントを加味するといいと思います。
まとめ
最後に、まとめです。
思考の癖である目の曇り(≒認知バイアス)がある。
認知バイアスとして、アンカリング、生存者バイアス、確証バイアスなどがある
バイアスから解放される目薬のさし方として、紙にかく、人と話す方法がある
アウトプットする際のコツには、偏らずに裏側を考えてみる、中間の落としどころはないか?などの視点を加味する
本日は、「人の目の曇りの正体」についてでした。
一つでも参考になれば、スキを押してもらえると励みになります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
それではまた!