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サッカーは「認知」が8割。
こんにちは。ユーです。
この度はこのnoteを手に取っていただきありがとうございます。
私は現在、日本国内でジュニアユース年代のサッカーコーチをしており、
これまでにはジュニア年代も指導してきました。
今回はサッカーは認知が8割という内容で記事を書き記していきます。
自己紹介
私は現在、スペイン系のサッカークラブの指導者として活動しており、これまでにジュニア年代も指導した経験があります。
所属クラブではスペイン人監督のもとでコーチをしており、日々本場スペインの育成メソッドを学んでいます。
選手としては5歳から現在までプレーしており、
「東海大会優勝」「全国大会出場」の経験があります。
このような方に向けの記事です
・認知に興味がある方
・なぜ認知が大切なのか知りたい方
・認知の能力を伸ばし、さらにプレーに磨きをかけたい方
・認知の面からアプローチしてサッカーを指導したい方
・賢い選手になりたい方
・チームに必要とされたい方
・指導を始めたばかりの方
・賢い選手を育てたい方
この記事から得られるもの
・なぜサッカーにおいて“認知”が大切なのか理解できる
・“認知”に対する理解度が高まる
・賢い選手に一歩近づく
・認知スキルが向上する
では本編です。
サッカーにおける“認知”とは
あなたはサッカーをプレーしたことがあるでしょうか?
クラブチームや少年団で、また学校の部活や体育の授業で、もしくは友達と公園でサッカーをしたことがあるかもしれません。
では、あなたはその時、ボールはもちろんのこと、味方や相手のことを見てプレーしていたのではないでしょうか?
スポーツであっても授業であっても遊びであっても、どんな形であれ、サッカーをする時には必ず、この“見る”という動作が含まれます。
この動作を一般的にサッカーでは“認知”と呼び、しばしばそれと同時に耳にするのが、「認知→判断→実行」という言葉だと思います。
「認知→判断→実行」とは、サッカーのプレー(アクション)が起こるプロセスのことです。「何かを見て」「その情報を分析、判断し」「プレー(実行)する」。これがサッカーにおけるプレー(アクション)のプロセスになります。
このサッカーにおける、プレー(アクション)が起こるプロセスの始まりが“認知”であり、これこそ私が重要視している動作なのです。
サッカーの現場では「ちゃんと見てプレーしろ」という言葉をよく耳にしますが、何をちゃんと見るべきか教えてもらったことはありますか?
— ユー/認知 ~perception~ (@yusei_s_ccer) May 30, 2024
「味方を見るんだ」
「相手を見るんだ」
「スペースを見るんだ」
たしかに間違いではないですが、なんかザックリとしていて抽象的ですよね。
(1/n)🧵
多くの方が私に興味を持ってくださった上記のツイートでも述べたように、
“認知”についてはまだまだ漠然とした部分が多いと思います。
私自身も少年時代を思い出すと、コーチはざっくりとした言葉(「首を振れ!周りを見ろ!」など)でしか伝えてくれませんでした。
「見る」ことが必要なのは分かっている…。
だけど「もっと何かヒントが欲しいな」「もっと何を見れば良いか知りたいな」と、かつての私は思っていました。
また、私は指導を始めたばかりのころは、「顔上げて!」「味方の動きを見て!」のようなレベルでしか「認知」に関するコーチングはできませんでした。
でも今では漠然としたコーチングはせず、より具体的なコーチングをしています。
サッカーのプレーは“認知”を必ず伴う
サッカーはプレーするにあたって、基本的にはどのようなプレーであっても”認知”が伴ってきます。
サッカーにおけるミスは80%が”認知”の部分に起因していると言われています。認知が疎かになってしまうと、自分の周りの状況を把握するための情報量が減ってしまい、誤った判断をしてしまう事があります。
たとえば、
「味方にパスをする」
「味方からパスを受ける」
「ドリブルする」など
サッカーにはこのようなプレーをする機会がありますよね。
たとえば「味方にパスをする」場合は、味方の場所やその近くの相手、また蹴る前にはボールの位置を見なければなりません。
また「味方からパスを受ける」場合であっても、どこからパスが来ているのか(前後左右)、ボールが転がっているのか、浮いているのか、相手は近づいてきている(プレッシャーに来ている)のか、またそうではないのかなどを見る必要がありますよね。
このようにサッカーは、あなたのプレーひとつ一つに”認知”のプロセスが存在します。
したがって、見る(=認知)はサッカーのプレーにおいて、とても重要であり、”認知”が十分できている選手は、ミスをしづらい傾向にあります。
「あの選手は賢い」
「あいつはミスしない」
と言われる選手は、実は“認知”の能力が高い側面があるのです。
私が指導しているチームの選手のうち、特に“認知”能力が高い選手は、
「その時に何を見れば適切なプレーや判断につながるか」が身体に染みついています(感覚的に適切なプレーをする選手も例外的にいますが…笑)。
もしあなたがミスやボールを失うといったプレーを減らしたいのであれば、私は”認知”能力を向上させることを強くお勧めします。
あなたも認知能力を向上させることができれば、あなたのプレーはミスやエラーが必ず起きづらくなります。
“認知”の能力が高まれば高まるほど、プレーの質が高まり、さらに賢くプレーができるようになり、結果的にはミスやエラーをしない「上手い」といわれるような選手になれるのです。
あなたの“認知”能力は今から向上させられる
断言します。
あなたの“認知”能力は今からでも向上させられます。
なぜなら、その状況で何を認知すべきかを学び、それを理解することができれば、あなたの頭の中のサッカーにおける原理原則が整理され、その時その時に必要な”認知”ができるようになるからです。
たとえばビルドアップをする際、あなた(CB)がボールホルダーだとしましょう。
今までどのように声を掛けられていたでしょうか?
私自身が少年時代の頃は、
「近くばかりではなく、遠くを見てプレーしろ!!」
と言われていました。
なにそれ、とりあえず遠くを見ればよいの?
見ている間に相手がすぐそこまで来ているんですけど??
と私はなっていました。
ですが
「近くの相手がどのようにプレスをかけてきているかを見ましょう」
「どの相手がジャンプしてくるのかを見ましょう」
「相手を見るタイミングは、ボールの移動中です」
このように教えられたら、分かりやすくなるほどとなりますよね。
ビルドアップの1シーンだけ切り取っただけでも、どのような認知が大切なのかを理解していれば、あなたのプレーにミスは起きづらくなります。
認知の理解をさらに深めたい方へ
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ぜひこの機会をお見逃しなく!
「遠くを見てプレーしろ!」
こんな風にコーチに言われたことないですか?
遠くを見ろと言われても、見るだけで良いの?
見ている間にボールを失っちゃう…
実際何を見れば良いの?
そのような悩みを抱えている方に向けて書きました。
もし気になった方はぜひ覗いてみてください!
さいごに
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
この記事では、サッカーにおいてなぜ”認知”が大切なのかを述べてきました。
サッカーのミスの原因の80%は認知不足によって起きています。
ですが、あらゆる状況において何を認知すれば良いかを理解することができれば、ミスの可能性を低くすることができます。
もしあなたの”認知”に関する理解の向上につながったり、サッカー理解を深めるのに役立った場合は、この記事を「スキ」していただけると嬉しいです!、
またSNSでシェアしてもらえると今後のnoteを投稿するモチベーションに繋がるのでよろしくお願いします!
ユー
Xアカウントのプロフィール: https://twitter.com/yusei_s_ccer
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