「台湾珍味文学展」を見た

 虎ノ門の台湾文化センターの前を通りかかった、「台湾珍味文学展 “おいしい”本を心ゆくまで」と言う看板が見えました。

 興味をそそられて台湾文化センターに入ってみました。展示室の壁の一つには台湾の宴席料理12品を紹介する紙が12枚掲げられています。一枚の紙には一つの料理にまつわる情景や思い出を綴った文学作品の抜粋、料理の説明、作家の紹介が書かれていました。下にはその文学作品の日本語訳書が置いてあってで手に取って読むことができます

 円卓を模した丸テーブルが二つあり、一つには「お品書き」と書いた二つ折の紙が皿の上に立てられ、一枚につき一つの料理が紹介されていました。

 モニターに流れている台湾料理の味と香り、様々な素材と出来上がった料理を紹介する映像が素晴らしくて、これらを食べるために台湾に行きたくなりました。

 撮影禁止なのと紹介されていた文学作品のリストがないのが残念です。

台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター(東京都港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階)で2024年8月30日まで。平日の10時から17時まで。


リーフレットの表紙

展示されていた本の中で写真がたくさん載っていたのは『台湾レトロ氷菓店 あの頃の甘味と人びとをめぐる旅』ハリー・チェン 著

他の11冊のタイトルをメモしにもう一度行こうかな。

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