2週間たって
今日でこのnoteを初めて2週間が経ちました
なんかどうってことはないけど、3日坊主になりやすい僕にしては続いているなぁと思い感慨深いです。(まぁほんとはそんなことも思っていないですが)
正直今日あったことを書こうと思っても何もないので、今日はこんな感じの文章で…
あ、最近読んだ本の中でキリマンジャロの雪という短編小説を読みました。
ヘミングウェイが好きな人は勿論ですが、バナナフィッシュというアニメが好きな人は知っていると思います。
バナナフィッシュの中ではキリマンジャロの虎の話を引用して、なんでそこに行ったのかっていうことを考えていましたが、僕はむしろ女に養われている男の方に少し共感というか、それに似たような感情を抱きました。
少し引用します
考えることをやめてしまうんだ、するとその生活はまったくすばらしい。
たいていの人間はこいつにやられてしまうものだが、そんなふうにくずれてしまわないように心の中をしっかり武装し、そして、いままでやってきた仕事ができなくなった以上は、そんな仕事のことなどを念頭にないといったふりをしておく。
この男は雪山で足を壊死させてしまった。そこから始まるのがこのキリマンジャロの雪という話
ここで男は女(お金持ちだし、銃の扱いはピカイチでそれを活かしている。そして男のことが好きだ)と自分を対比させ、自身の死期が迫っているというのを理解し、走馬灯の様に自身はこれまで何をしてきたのかというのを自省しているシーンだ。
じぶんも嫌なことがあれば蓋をして、やりたいと思っても出来ない事は最初からやりたくない風を装い、自分を騙すことがあって、それをよしとしたまま生きるのは楽、だけどどこか嘘くさく自分で感じてしまうことがある。だからどうすればいいのかというのは分からない。ただそういうこともある。
ちなみにこの小説は話のところどころが中島敦の山月記に似ているような気もします。(山月記も自分は好き)
この続きもまだいいので読んでみてほしい!!
この小説は最後に集約されているのでそこも要チェック!!
。。。では
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