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【日常】2022/4/14 ”隣のおばちゃん”が今も昔も変わらず私のもの作り先生だ

記事を開いてくれてありがとうございます。
はるです。

私「はる」の自己紹介記事は読んでいただけたでしょうか?
今日の内容は、私の病気のことや取り組んでいるハンドメイドについて、今までより濃い内容になっています。

よかったら、自己紹介記事を先に読んでみてください。
私の現状がよりリアルに感じられると思います。

12歳の私も29歳の私もちゃんとここにいること。
「私」が生きていることを、noteにしっかりと残しておきたいから…

それでは4月14日の出来事を綴っていきましょう。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。

ひたすらイヤリングパーツを編んだ午前

昨日13日(すでに日付が変わって14日になっていましたが)に、ライティングの修正を終わらせ、提出して眠りに就いたことで、14日の朝、寝不足でした笑

それでもとりあえず提出できた安心感からか、いつもより身体が動いて。
洗濯物を畳んだり、リビングを片付けたり、音楽を聴いたり…珍しくご機嫌に見えたんじゃないかなと思います。

私が元気に動いたり、好きなことをしていると、家族も嬉しそうです。
特にお母さんは分かりやすくニコニコしています。
だから体調悪い時も気付かれないように元気なフリをしてしまうわけですが…それはまた今度詳しくお話することにしますね。

私もお母さんも粗方家事を終わらせ、10時過ぎにお茶をするのが習慣になっています。
私はこの時間がわりと気に入っています。
お茶を飲みながら、編み物をして、お母さんと話をして…時間がゆったり流れていて自分が「リラックスしている」と自覚できるからです。

常にいろいろなことを考えている私。
正直休んでいる(身体ではなく頭や心の方)と思うことが少ないです。
だから、好きな編み物をして、好きのものを飲んで、過ぎていく時間は「休んでいるな」と思うのです。

そんなリラックスタイムですが、14日はひたすら委託販売するイヤリングのパーツを作っていました。
デザインはminneやCreemaで出品しているものと同じなのです。

でも、追加で春らしい色のレース糸を仕入れたので、委託販売先にminneやCreemaよりも早く並べたいなと思ったんです。
初めての委託販売だから、力も入ります。

「花びらを纏う」シリーズのアクセサリー。
ひたすら花と花びらを編んで、ビーズとマルカンと格闘して…笑
お店に並ぶ様を想像しながら、お客さんが「可愛いな」「素敵だな」「身に着けてみたいな」と手に取ることを夢見ながら、無心で作りました。

ハンドメイドしていると、本当に時間が過ぎるのが早い。
そうこうしているうちにお昼の鐘が鳴りました。

「隣のおばちゃん」に回覧板を届けるお使いを

お昼に回覧板が回ってきました。
地域のチラシやお知らせは、こうして順番に回覧板として回ってきます。
気が向いたので、私が回覧板を置いてくると提案しました。

「珍しいね。おばちゃんのところで遊んでおいで」とお母さん。
私は外が怖いから、なかなか自分から出ようとはしません。
お母さんは心良く送り出してくれました。

距離にして50メートルもない距離に「隣のおばちゃん」の家があります。
保育園の頃から、遊びに行っていた、よく知る近所の人です。

でも、ただ気が向いたからなんて理由でおばちゃんに会いに行こうと思ったわけじゃありませんでした。
そう、私はおばちゃんに話したいこと、相談したいこと、があったんです。
おばちゃんだから話せること。

昔から「自分でなんでも作る隣のおばちゃん」

隣のおばちゃんは、洋裁もできるし、和裁もできるし、可愛い小物も作るし、もうなんでも作れちゃうんじゃないか!?と思うくらいもの作りが得意な人でした。

小学生の夏休みの工作で、おばちゃんと一緒にいろんなものを作った記憶があります。
とにかく楽しくて、魔法みたいで、自分にもできることが嬉しくて

思えば小学生の頃のこの経験が、もの作りにハマるきっかけだったんじゃないかな?と思います。

私のもの作りの先生である隣のおばちゃんに、私は相談したいことがありました。

  • 私の作品を見て、どう思う?

  • もっと真剣にハンドメイドに取り組んでみたいけど、私にできるかな?

  • とっても不安で仕方ない。

  • 好きなことばっかりしてて、私これでいいのかな?

こんなこと、他人に聞いたって、おばちゃんに聞いたって、家族に聞いたって、答えが出るわけないって分かってました。
自分で考えて、やりたいことをやって、りょうようして、元気になる。
そのためならハンドメイドの時間だって大事だし、好きなことばっかりじゃ生きていけない。

でもどうしても聞いてみたかった。
もの作りを趣味にしているおばちゃんの考えを聞いてみたかった。

おばちゃんは「とても良いじゃない!すごいね!もっと作ってみたら良いじゃない」
思っていた通りの答えが返ってきました。

おばちゃんはもの作りも「私」も大事にしてくれた

私は「でもね、私はもう29歳、来年には30歳だよ?このまま仕事もできないでいたら、家族に心配かけちゃうよ。ライティングの仕事をもっと頑張った方がいいのかなって思うんだ」と素直な気持ちをぶつけました。

はる、あなたまだ29なんでしょ?誰もあなたの年なんて知らないわよ。

衝撃でした。
だってこれくらいの年になるとみんな仕事してるのが普通だと思っていましたから。
それなのに、誰も私の年なんて分からないし、誰も気にしてないなんて。

そりゃそうだ。言わなきゃ誰もわからない。
元気なフリしていれば、体調が悪いのも気づかれないのと同じ。

「はるが元気にしてればそれでいいのよ。楽しいことして何が悪いの?はるは頑張って、頑張りすぎて、今休まないでどうするの?編み物ができて、絵も描けて、これからお店にも出すんでしょ?誰でも出来ることじゃないよ。元気になるために好きなことして、ダメなんてお父さんもお母さんも言う訳無いよ。」

誰でも出来ることじゃない。
お父さんもお母さんもダメなんて言わない。
好きなことして何が悪い。

今の私の不安を全部消してくれました。

私はどうしてこんなにも周りの人に恵まれているんでしょう。
私は何も返せないのに。
どうしてこんなに優しいんでしょう。

頑張ってみる

おばちゃんに宣言して帰りました。

家に帰って作ったのは母の日の贈り物

私は部屋にこもって、レース編みのカーネーションを仕上げました。

なんだか今すぐ作らなくちゃいけない気持ちになって。

元々作り始めていたレース編みの贈り物。
あーでもない、こーでもない、と考えて、なかなか完成まで至らず、どうしようかと悩んでいました。

悩んでいたのが嘘のように、気づけば完成していました。

レース編みのカーネーション!
全部編みました!

少し不格好だけど、形になった。
おばちゃんの言う通り。私にはできることがある。

皆さんには、カーネーションに見えるでしょうか?
お母さんは喜んでくれると思いますか?

私は、今ハンドメイドをとても楽しんでいるよって、お母さんに伝えたいです。

終わりに

今日も今日とて長い一日でした。
4月14日。背中を押してくれる人が、私の周りには、私が気づいていなかっただけで、いたんだと分かった日でした。

カーネーションは、実はまだ試作品です笑
だってもっと改良の余地有り!なんですもん!

こだわりが強すぎるなと、自分でも思います。
でも贈るなら、お母さんがすごーーーーーーく喜んでくれるような、超素敵なレース編みのカーネーションを贈りたいから。

がんばりますよ、私は!

最後まで読んでくれてありがとうございました。
とても長くなってしまいましたが、今の「私」も昔の「私」のことも知っていただけたかなと思います。

これからも今の「私」の日常を綴っていきます。
今後、「私が記憶をなくしてしまった日」のことをお話できたらと思います。もう少し待っていてくださいね。

それでは、また次の記事でお会いしましょうね。
ありがとうございました!

あなたの記憶に、「私」が残っていたら、「私」がちゃんと生きていた証です。 どうか、覚えていてくれますように。