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日プ2は青春だった。〜佐野プガチ勢が日プ2を振り返る③〜




前回の続き




コンセプトバトル

かなり前からコンセプトバトルのマッチング投票がおこなわれていた。
コンセプトの異なる曲が先公開され、それぞれの曲に合った練習生を視聴者が選んで投票する。
その結果でコンセプトバトルのメンバーが選ばれるというもの。
ファンダムで作戦会議が始まった。
コンセプトに合った曲に投票するか、新たな一面を見せられる曲にするか。
ファンダムとしては後者の考えで「SHADOW」に入れる方針になった。
このように各ファンダムが話し合って選んだ曲をTwitterで公開して、協力し合って入れましょうという感じだった。

だが、結果は「STEP」だった。
むしろさっきの前者の考えで多くの国民プロデューサーが投票したということ。
佐野くんには「STEP」が一番似合っていたし、そもそもコンセプトに合う練習生を選ぶのが本来のマッチング投票なんよな、、と思ってはいた。





応援広告への出資

人生で初めてクラウドファンディング的なものに出資をした。
応援広告だ。

Season1でも話題になっていたのだが、ファン同士がお金を出し合って練習生の広告を出す文化。
私自身、まだ日プを知らない頃に地元の駅で応援広告を見た時、まさか一般人のファンが出しているものとは思っていなかった。
他にも、普通に営業しているカフェに練習生のイラストや写真が入ったカップホルダーやチラシを置いてもらったり、ラッピングカーを走らせたり、いろんな企画がある。

驚くべきことは、ファンダムで企画から集金、実行まで全ておこなうことだ。

今回、この文化に携われると思ってワクワクしていたし、佐野くんのためならちょっと出資してみようと思って少額ながら出資させてもらった。

オタクの力って本当にすごい、、、!


全国で各練習生の応援広告が掲出された。
これは駅のホームで見かけた佐野くんの広告の一部。



推しのためにTikTokを始める

なんとか佐野くんを知ってもらって投票してもらいたいと思って、TikTokを始めた。
流行っているものに対していつも斜に構えて見ているタイプの私はTikTokなんかやらん!と思っていた。

しかし、この時は、「プデュを観ていない人にも佐野くんを知ってもらって投票数を増やしたい」、ただその一心だった。

いろんな動画をかなりの頻度でアップしまくった。
すると、TikTokは割と簡単に視聴数を稼げる、観てもらいやすいメディアだと知った。

実際、1本バズった動画があり、佐野くんのパフォーマンスの成長をアピールできる動画だったから、少しでも認知度アップと投票数の増加に繋がったんじゃないかなと我ながら思っている。

そして、TikTokのバズる時は一気にバズる快感が忘れられなくなり、私は今もTikTokを続けている。



サジェスト浄化

ファイナルに近づいてきて日プ界隈もピリピリしていた。
Twitterの検索欄に「佐野雄大」と入れると「ダンス」「実力」という言葉が後に続くことに気づいたファンが、サジェストの浄化を提案した。

正直ずっと佐野くんのアンチは他の練習生に比べて多かった。
「実力がない」「下手」やら、「ヘラヘラしてる」やら、どれもこれも上位メンバーだからこそ注目されているからこそ言われているのだが。
オーディションというのはデビューできる人数が限られているためシビアで、自分が推している人より高い順位の人を悪く言う「他練習生下げ」か、もしくは国プではない外野が好き勝手言っているかにすぎない。
正直、放送前から話題になっていて初回で3位になった時からアンチがいることはわかっていた。

でもやっぱり、推しの悪口は悲しくて辛い。
誹謗中傷ってよく聞くけど体験したことはなかった。
本人じゃないけど、こんなに誹謗中傷って辛いものなんだと自分のことのように痛感した。

一番自分を知っているのは佐野くんだし、それでも一生懸命頑張っているんだから、きっと佐野くんの人柄や姿勢でアンチなんて吹き飛ばせると信じていた。
「運動神経が悪い」と言うアンチに対してか、佐野くんが運動できますよアピールしていたのを観て、本人がアンチに対抗しているというか、認めてもらおうと行動しているのが見えて、こっちも佐野くんのために何かできないかと思った。

その一環としてサジェストの浄化とは、検索の候補欄のネガティブワード、佐野くんに不利になる言葉をポジティブなワードに変えようという取り組みだ。

実際には、ファンダムのみんなで「可愛い」というような佐野くんを褒めるツイートをしまくった。
なんだか佐野プって優しい人ばかりでいつも佐野くんの味方だなとほっこりした。


攻撃から身を隠す

オーディション番組、特に視聴者投票で決まるものでは、練習生の過去がどんどん暴露されていく。
もちろん過去をファン同士が共有することで問題のないグループをつくるという意味では必要だと思うし、私も知りたい。
しかし、オタクって本当に怖いのは探偵のように調べる力に長けていて人脈が広い。
そのため、たくさんの練習生が骨の髄まで調べられて過去が全て世の中に放出される。
その中にデマもたくさん混ざってるけど、一度広まるとどれが本当でどれが嘘かなんて判断できない。

そんな中、某練習生が某有名YouTubeチャンネルに標的にされた。
というか誰かがそこにチクったってことなんだけど。
私はその存在を初めて知ったのだが、初めて配信を観てコメント欄を見て民度の低さに驚いた。

各ファンダムで注意喚起があって、どうやらそのチャンネルのファン?が攻撃してくるみたいで、みんな一気にTwitterのアカウントを日プとは関係ない感じに変えて鍵をつけた。
実際、ファンダムのオープンチャットで荒らす人もいたらしい。

そのときは、なんだかよくわからないけど見ず知らずの人間からの攻撃に怯えていた。
ああ、ネット社会って恐ろしすぎる、、。



続く↓








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