日プ2は青春だった。〜佐野プガチ勢が日プ2を振り返る②〜
前回の続き
初めての投票
番組に出演する60人を決める投票が始まった。
私の人生初オーディション番組の投票。
こんな感じ↓
ちなみに私が投票したメンバーの中で吉井くんだけ60人から外れたからなかなかいい線してたなと我ながら思う。
オープンチャットに入る
放送開始前からTwitterで日プ専用アカウントをつくっていたのだが、練習生それぞれのファンダムが出来始めていた。
どうやら、各ファンダムはLINEのオープンチャットで国プ同士が会話をするようだ。
私はオープンチャット自体、名前を聞いたことがあるくらいであまり知らなかった。
そして佐野くんのファンダム「雄団」に入った。
実際、組織にはまとめ役が必要で、ファンダムにも運営係の人がいた。
その人たち主導のもと、ここでいろんな話し合いが行われる。
日本にはない韓国ならではの「ファンダム」という組織感を感じた。
正直、こんなにしっかりした組織が構築されていると思わなくて、プデュの特殊な文化を実感。
めちゃくちゃ余談だけど、運営陣にいた方が甘露寺蜜璃のアイコンだったため、一時期鬼滅で甘露寺蜜璃を見ると「〇〇さん」と言ってしまっていた。
初回放送
とうとう番組がスタートした。
今回は、オンタクトの投票結果を反映した自分の順位のイスに座っていく形式だったのだが、なんと佐野くんが3位の席に!
そして私はどこかハラハラした。
実力よりもビジュアルの評価がかなり高くその順位になっているからだ。
プデュではよくあることなんだけど、ビジュアルで話題になりすぎたせいか、あまりにも順位が高すぎる。
それが他の練習生のファンによく思われていないのではと内心焦った。
レベル分け評価では、のちにINIになる同じ大阪出身の後藤威尊くん、尾崎匠海くんと「浪速のプリンス」というチームでパフォーマンスをした。
正直、このチームは強いと思った。
他の2人も放送開始前から話題になっていたし、プリンスと付いているだけあって、3人ともビジュアル最強だった。
これは運営のお気に入りかもしれないと自信が出てきた。
レベル分けで佐野くんは「D」(下から2番目)という評価になった。
正直「F」(1番下)だと思っていたから謎だったけど、おそらく同じチームの2人がレベルをあげてくれたのではと思っている。
マイスタのイベントに参加する
これが本当に面白い。
「mysta」というアプリをこの時初めて知ったのだが、当時プデュの公式とコラボしていて、イベントが開催されていた。
全練習生を対象に各ブロックに分けられていて、例えば「自分の好きなものをプレゼン」というテーマに沿った動画が上がっていてそれに対してコインを投げていく、いわば投げ銭のような感じ。
その上位何人かの練習生にはプレゼントがあるというようなもの。
チアレベルを上げて1時間に獲得できるフリーコインの枚数を増やしたり、他の人をフォローや動画視聴でフリーコインをひたすら集めていた。
これを私はオンライン研修に参加しながらカメラの見えないところでひたすらやっていたのは良い思い出。
期間内のポイント数で競う形になるため、終了時間何秒前とかで一気に順位か変動する。
この何分前とかが1番勝負で、ファンダムのみんなで今まで貯めてきたフリーコインをギフトに変えてひたすら投げていく。
一応課金もできるため、課金勢がギリギリで大きなギフトを投げてきて終了時間になる。
金額の高いお城とかぬいぐるみとかありがとう!っていつも思ってた。
本当に何にも残らないのにいつも現実のお金(大金)を投げてくれる課金勢にはいつも驚く。
このラスト何分かでファンダムがリアルタイムで団結して達成していく感じがめちゃくちゃ面白かった。
まるで体育祭で団のみんなで戦っている感が最高に青春。
レベル分け再評価「Let Me Fly」
この番組のテーマ曲「Let Me Fly」(レミフラ)でレベル分けの再評価がおこなわれる。
3日間くらいの練習期間で再評価テストが始まった。
ここで佐野くんはFクラスになってしまう。
これが本当のレベルだったのかもしれないが、それにしても再評価は見ていて苦しい。
一発撮りで1人ずつやっていくのだが、緊張感が半端なく、急に歌詞や振りが飛んでしまったり練習通りの成果を発揮できなくなる練習生が多い。
佐野くんもその1人で、いろんな練習生に教えてもらったりたくさん練習したはずなのに振りがわからなくなってしまい悔しい結果となる。
見ているほうも苦しいし涙が出てくる。
このレベルでレミフラのパフォーマンス動画の立ち位置や歌割りが決まる。
Fクラスはというと、ステージにも上がれないし登場もラストスパートあたりになる。
しかし、佐野くんは運がいいのか、ちょうど満面の笑みでポーズが決まっているところでカメラに抜かれていた。
チッケムを見ていると、パフォーマンスとしてはツカメよりかは成長したものの素人感満載、だけど、常に全力で一生懸命で笑顔を絶やさない。
そんな彼を嫌いになる人はいない。
グループバトル
佐野くんはKing &Princeの「&LOVE」。
確かにビジュアルも雰囲気もジャニーズのアイドルソングに合っていた。
ただ、日本の王道アイドルソングというのは、下手感というか素人感が出てしまい、パフォーマンスとしてはパンチがなかった。
初回の3位という順位はインパクトを残せたのだが、実力に見合った順位じゃないことが話題になってしまい、これから順位は間違いなく下がってしまうと感じていた。
ということは番組中のパフォーマンスで成長を見せてアピールしていかないといけない状況だった。
そんな中で今回のパフォーマンスは、佐野くんのコンセプトには合っていてキャラクターはアピールできたけど、実力面での成長やギャップを見せるには微妙だったと思う。
ポジションバトル
佐野くんはJO1の「OH-EH-OH」チーム。
ボーカルを選びそうだと思っていたら、ダンスを選択した。
本当にいい判断だったし、まさに成長した姿を見せるチャンスだった。
しかも、しっかり踊るしかっこいい系の曲。
成長した姿、かつ大優勝のビジュアルをアピールできたターニングポイントだったと私は思う。
体のウェーブには、「こんな動きできるようになったの!」とびっくりさせられた。
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